旧民主党の生みの親である鳩山由紀夫元首相(70)が政策の軸なき野党共闘路線を突っ走る民進党に警鐘を鳴らした。自身が政界にスカウトした蓮舫代表(49)の台湾籍と日本国籍の「二重国籍」問題を振り返りつつ、次期代表選への出馬を表明した前原誠司元外相(55)の政策にはエールを送る。ただ、消費増税路線に舵をとった元首相の野田佳彦幹事長(60)に対しては恨み節が…。特別インタビュー2回目は古巣について大いに語った。 ◇ --民進党は安倍晋三政権への批判の受け皿になれていない。その要因は何だと思うか 「それは7月2日投開票の東京都議選の結果でも明らかでした。自民党は大敗したといっても23議席。民進党は7議席から5議席に減らした。7から5ならたいしたことないなんていうような発想だったらまずい。自民以上の大敗を喫したことを認め、信頼回復に素直にならなければいけないんだろうと思います。それには、やはり蓮舫代表