新型コロナウイルスの感染者が増える中、各地でデマも相次いでいる。愛知県瀬戸市のスポーツ用品店と喫茶店は「感染者が出た」とのうわさを流され、懸命に打ち消している。不要不急の外出自粛要請も出ている中、客足は戻らない。 【写真】「死亡説」まで流された加藤さん。「緊急告知」のチラシをレジに貼っている=愛知県瀬戸市緑町の加藤スポーツ店 「デマに本当に困っています」 こんな貼り紙を店頭に出したのは、瀬戸市緑町の加藤スポーツ店。経営する加藤徳太郎さん(70)がうわさに気づいたのは4月はじめだった。「防護服の人が消毒に入ったのか」「体は大丈夫か」とあちこちから聞かれた。「妻も感染した」とも。同市では3月28日に初めて60代男性の感染が確認され、翌日にその家族の感染も明らかになり、加藤さん夫婦と目されたらしい。 うわさの出どころは分からず、「加藤さんは死んだ」「近所の医院や別の店も消毒した」と話はエスカレー
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