追手門学院大学 准教授 井出 明 戦争や災害といった悲しい記憶を社会が承継、承け継いでいくためには、どのような方法があるでしょうか。本を読んだり、映画を鑑賞するなどして、記憶を受け継ぐことも重要な営みだと思います。今日はそうした、本やメディアで知識を受け継ぐことに加え、実際に現場を訪れて悲劇の記憶を体感する「ダークツーリズム」という考え方についてご紹介したいと思います。 また、実際この旅を経験する人々もここ20年で急速に増えています。例えば、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所では、昨年の来場者は170万人を超え、ここ10年で来場者が約3.5倍になるなど、こうした観光形態が非常に一般化していることを伺わせます。日本国内の移動に関しても、世界遺産登録を目指しているハンセン病療養所、長島愛生園への来場者は1万2千人を超え、ここ3−4年で顕著な増加傾向が見られます。 では、なぜ多くの人々が悲しみ
中目黒の街角にひっそりと佇む謎の宿。料金は一部屋2,800円と、都内のホテルや旅館に比較してかなり格安。主人に話を聞くと、様々な人間が出入りしていたのだそう。オリンピックと中目黒は密接に関わっていたという話まで、歴史の話も盛りだくさん。そんな宿屋「旅荘秋元」に実際に泊まってみました。 こんにちは。バーグハンバーグバーグでインターンをしている神田(こうだ)です。私は現在宿がなく、会社に泊まったり、マンガ喫茶やカプセルホテルを転々とする生活を続けています。 下宿先の京都から、会社がある東京まで何のあてもなく出てきたので、どこに住むのか全然考えてませんでした。以前は友達の家に居候させてもらっていたのですが、2カ月を超えたあたりで追い出されてしまい…… 今はネットカフェや会社の会議室に寝泊まりする生活です。そんな行き当たりばったりの生活を続けていた私に、ジモコロ編集長の柿次郎さんが声をかけてくれま
大学の先輩であるところのphaさんが、京都についての素晴らしい文章を書いていた。 とはいえ正直に言うと、私はあんまり京都が好きではない。大学生として、大学院生として、七年もの多感な時期を過ごして、街の各所にさまざまな思い出があるはずなのだけれども、京都と聞いていつも思い浮かぶのは、夏死ぬほど暑かったこと、冬死ぬほど寒かったこと、市バスに煽られながら自転車を走らせたこと、夜の河原町をヤンキーがたむろしていたこと、そういうことばかりなのだ。 私は神戸で生まれて、大学に入るまで神戸のニュータウンで育った。卒業してからは東京で生活をしている。他の街はあまり知らないけれども、自分の中で最高の街はいつも神戸だ。まあ、生まれ故郷が一番という人は多いだろう。しかし神戸人は特にその傾向が強い気がする。 phaさんが書くとおり、首都圏は鉄道網が発達していて、京都は自転車でどこでも行けた。他方、神戸は徒歩の街だ
5月13日、政府は、一般住宅を旅行者の宿泊施設として有料で提供する「民泊の」全面解禁に向けた原案をまとめた。 それにともない、「民泊サービスのあり方に関する検討会」も、有識者を交えて昨年11月から10回を重ねていた関連する業界関係者からのヒアリングを5月いっぱいまでで終える。今後は、それらを元に、いわゆる旅館業法免除特区とは別の議論となる“全国的な民泊解禁”についてのルールが6月にはまとめられ、閣議決定を経て施行される運びだ。 突然の規制緩和の動きに、業界の一部は色めき立っているが、これに先立ち3月、”民泊先進国”フランスから宿泊業界団体代表らが訪れ、警鐘を鳴らしていた。これについては各媒体で既に報じられているが、そこで語られなかったもう一つの「民泊の不都合な真実」があった。 ◆世界一の観光立国からの「警鐘」 去る3月17日、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(以下、全旅連)の招
オレは「民間簡易宿泊施設」には反対派で、「お家に泊まろう」は賛成派。 Airbnbは、ざっと言って「シェア」と「脱法ホテル」の2つがあって、 フランスは「シェア」が主流なので、宿泊関係者の歯切れが悪い。 この辺、混ざって理解してると結構メンドウなので、簡単に。 まずAirbnbとは昔な、カウチサーフィンってのが流行ったんだ。 カウチってのはまあ、寝られるようなソファーのことだと思ってくれ。 貧乏学生がカネない時に、友だちんちに泊めてもらうだろう? あれを組織化してった時代があったんだわ。まだあるけど。 (オッサンなら、ヒッピー版ユースホステルとかで通じるか) 時代は下って、家賃高くなってきた。なんかイベントあるとホテルはすぐ一杯だ。 で、Airbedandbreakfast.com(エアマットと朝食)という名前で、サービスを作った。 まんま、簡易マットで寝て朝飯付くぜというサービスな。 民
日本最西端の島、与那国島には何百年も前から、日本に8種いる在来馬の一種「ヨナグニウマ」がいます。 ほんの40年前まで島の住民の足となり、米やサトウキビなど重い荷物を運んでいました。 「ヨナグニウマふれあい広場」では、そんな彼らと触れ合うことができます。 ヨナグニウマは現在島内に120頭生息しており、小柄で模様はなく、茶色一色なのが特徴です。おとなしく、優しい性格で、あまり物事に動じない馬です。従順な「ヨナグニウマ」と心身ともに癒される馬遊びを体験しませんか? 集合場所に待機していると、砂浜にヨナグニウマに乗ったインストラクターが颯爽と登場! 海に入るので、濡れてもいい格好がベターです。 シャワー室はないので、事前に着替えを済ませて行った方がいいでしょう。 先にインストラクターが海の中に入ります。馬は躊躇することなく、スイスイと深いところまで入っていきます。海のなかで馬を思い通りにリードでき
大塚国際美術館、名前だけは聞いたことがあった。世界中の名画を原寸大で陶板に焼き付けた作品が並ぶ美術館だという。徳島にあるという。大塚製薬の創業者が一念発起して作った美術館だという。正直、偽物がずらずら並んでるだけかー、なんか変なお金持ちの道楽か?珍スポットの一種か?と思っていたんですよ。しかし、行った人はみんな大いに満足しているらしい。そしてこんな記事である 君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。 - いまトピ これは一度は行ってみなければなるまい…これまで47都道府県のうち、徳島と宮崎が未踏の身としては、徳島に行く機会にもなるし。と、阿波踊りの熱狂が通り過ぎた後の日曜日。阿波踊りのイメージが氾濫する徳島阿波踊り空港に降り立ち 路線バスで鳴門市にある大塚国際美術館に向かう。途中、大塚国際美術館がある島に渡る橋の手前に、巨大な大塚製薬の倉庫が並び、その壁面
The Britain that anybody can visit without a passport.パスポートのいらない英国 In 1994, the Sano Educational Foundation established British Hills, a place where people could experience British culture without ever leaving Japan. British Hills – The Britain that anyone can visit without a passport. Conceptコンセプト 1994年・・・神田外語大学・神田外語学院を運営する学校法人佐野学園は日本において英国文化を体験できるブリティッシュヒルズを設立しました。 語学研修施設としてスタートしたブリティッシュヒルズ。英語を学
まねきで御座候 まいどまいど! ジャニーズの人気アイドルグループ「V6(当時)」の岡田准一はんが2014年に演じた黒田官兵衛が主人公のNHK(日本放送協会)大河ドラマ「軍師官兵衛」。 黒田官兵衛は戦国時代から江戸時代にかけて活躍した武将の一人で別名、黒田孝高、黒田如水とも。 黒田官兵衛は、兵庫県姫路市の御着城にゆかりがあり、現在の御着城址公園では官兵衛に関する碑や案内板などが建立されてまんねん。 ほんでから、周辺にもゆかりの場所があり、それらをめぐっていきまっせ。 安くて美味しい!と評判のパンを販売するオカノファクトリーアウトレット。 ここでは、食パン・菓子パン・フランスパン・サンドイッチ・和洋菓子などの販売を中心に全国展開するパン屋さんが運営、ワケアリでも、商品として劣らないパンが店内に並び、ぎょうさん買い物客でにぎわってまんねん。 ほんでまた姫路っちゅうのは駅弁の発祥の地としても知られ
企業秘密として、立ち入りを禁じられた場所。 軍事上のセキュリティによる観点から、非公開とされてきた場所。 都合が悪いからと、見て見ぬふりをされてきた場所。 都市伝説として知られており、本当にあるのかどうか分からない場所。 これだけ交通手段も発達し、情報化が進んだとはいえ、まだまだ世界は広い。宗教、科学、歴史、戦争、様々な分野において、限られた人間しか立ち入れない驚きのスポットが数多く存在している。そして須らく行けない場所にはワケがあるのだ。 それはまさに世界中に散らばった情報社会の秘境。ヒトラーの地下壕から伊勢神宮まで、本書に掲載されている全99ヶ所の非公開区域の中から、そのいくつかを紹介してみたい。 * 先祖とのつながりを重視することでも知られるモルモン教。その総本山の近くには、世界最大と思しき35億点を越える家系データが保管されている。ユタ州に位置する岩山の地下深くにそびえ立つ、グラナ
礼文島を歩いたときの記録を「さんぽのしっぽ」にて公開した。 ところで、この記事を書きながら、つらつら考えたのが、桃岩荘のこと。 桃岩荘には、ぼくは二十数年前に一度泊まったことがある。そのときは、礼文島の西海岸を縦断する「愛とロマンの八時間コース」を歩き、連泊した。今回は泊まらなかったし、そもそも8月の大雨の影響で休業中だった。入口のところからながめてきただけである。 桃岩荘がいま有名なのは、ここが、1970年代的なユースホステルを動態保存した文化遺産のようなところであるからだ。適切な言い方でないかもしれないが「キワモノ」「怖いもの見たさ」というような位置づけであろうか。ヘルパー(スタッフ)が宿泊客と一緒にうたったり踊ったりすることをとおし、独自の「世界」を構築・維持している。 宿泊客はほとんど否応なくそこに巻きこまれてゆく。最初は嫌々でも、気がつくと一緒に手拍子をうち、「落葉」や「遠い世界
Comment by JewChooTrain 有名な15か所のランドマークを周りの光景も見えるようにズームアウトしたもの。 <ギザの大ピラミッド> <ストーンヘンジ> <タジ・マハール> <ブランデンブルク門> <サグラダ・ファミリア> <ナイアガラの滝> <アテナイのアクロポリス> <ラシュモア山> <紫禁城> <ハリウッド> <サントリーニ島> <モナ・リザ> <セントラル・パーク> <エトワール凱旋門> <リトル・マーメイド> 9gag.com/gag/ad65PPN imgur.com/gallery/IoWRP reddit.com/r/pics/comments/2i7p2g/15_famous_landmarks_zoomed_out_to_show_their/ 関連記事 「ナイアガラの滝やピラミッドのイメージと実際の対比が海外で話題に」海外の反応 Comment by
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