日経BPが、KDDIからもiPhone5が発売されることになり、ソフトバンクのiPhone販売独占体制が崩れることを報じ、話題になっていました。それで提携話がご破算になってしまうことを危惧しますが、アップルがグーグルのアンドロイドの勢いに対抗するために、海外で進めてきた取り扱い通信キャリアのオープン化を行ったという見方もあります。 さらに、アンドロイドがOSでスマートフォンのシェアでトップとなり、アップルはかつてマイクロソフトのオープン化戦略に敗北した歴史、「いつかきた道」を対アンドロイドで再び辿ろうとしているという見方もあります。しかし、視点を製品やOSのシェアではなく、利益に置くとまた違った構図が見えてきます。 利益という視点で見ると、KDDIとアップルの提携は、KDDIの利益をアップルが収奪するものであるにもかからわらず、KDDIはそれを飲まざるを得ない事情があったという見方です。K
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