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2014年10月8日のブックマーク (9件)

  • 『壊血病』もつれた糸 - HONZ

    18世紀、船の大型化と航海技術の進歩により、頻繁に寄港することなく航海が可能なになった。こうしたことにより猖獗を極めた病がある。「壊血病」だ。壊血病とはビタミンC(アスコルビン酸)の欠乏により起こる病だ。壊血病になると身体の結合組織の細胞が変性を起こし、歯茎の腫れと出血、歯がぐらつく、口臭、無気力、倦怠感、古い傷口が開く、接骨した骨が外れる、などの症状があらわれ、放っておけば苦しみながら死にいたる。 当時の船乗りの事は、腐った肉、悪臭を放つチーズ、カビが生え、虫のわいた乾パンなどといった悲惨な内容で、高カロリーではあったが、新鮮な糧、とくに野菜とは縁がなかった。船上で口にできる糧にはアスコルビン酸がほとんど含まれていない。ちなみに健康体の人の体内には900から1200ミリグラムのアスコルビン酸が存在し、一日に必要なアスコルビン酸の量は50ミリグラム、体内のアスコルビン酸が500ミリグ

    『壊血病』もつれた糸 - HONZ
  • セイコーインスツル、電子辞書事業から撤退へ、スマホ普及で伸び期待できず 

  • 日本の人工知能が、Googleに勝つ唯一の方法

    2014/10/7 最先端のITは、私たちの社会を、ビジネスを、そして未来をどのように変えていくのか? 初回となる今回のテーマは、いま最もホットな分野のひとつ、「人工知能AI)」。Gunosy創業者も輩出した研究室を率いる、東京大学の松尾豊准教授に話を聞いた。 前編では、人工知能研究の歴史を振り返り、ディープラーニングを紹介した。後編となる今回は、ディープラーニングが私たちの社会・ビジネスをどう変えるのか? 日人工知能研究が海外で戦うにはどうすればよいのか? その2点について話を聞いた。 人工知能で、これからの社会はどう変わるのか? まず、人工知能の現状を正確に把握する上で、松尾教授は、「人工知能」という言葉の定義に注意する必要があると指摘する。議論を整理するため、「人工知能」のレベルを、4つに区分してもらった。 レベル1は、例えば、「人工知能搭載の◯◯」といった、マーケティング用語

    日本の人工知能が、Googleに勝つ唯一の方法
  • ヤマハ楽器レンタル・防音室レンタル「音レント」 | トップページ | 株式会社ヤマハミュージックジャパン

    音レントとは? 音レントは、ヤマハの楽器・防音室がリーズナブルな料金で手軽にレンタルできるサービスです。 管楽器や弦楽器、電子ピアノ、ギターなど、多種多様な楽器や防音室をラインナップ。 これから楽器を始める方や久しぶりに楽器を再開される方、演奏会や結婚式での演奏や試奏など、 様々な音楽シーンでご利用いただけます!

  • ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 3

    葡萄畑を抜けて庭先のようなところを抜けて、街の外へでる。すぐに廃道化した林道と交差する。その先は葡萄畑だ。上半身裸でジョギングをしているおじいさんとすれ違う。ボンジュールと挨拶された。よく晴れて、暑かった。 少し先で左に分かれる白い舗装の道にはいる。分岐には立て札があり、Walter Benjaminとだけ記されていた。 舗装はすぐに途切れ、あとは林道歩きとなる。高度を上げてゆく。あたりの丘という丘は、一面の葡萄畑だ。さっきとおってきたデルマスの街が眼下に見えた。 ベンヤミンの休んだ尾根の台地尾根に出た。台地のようにフラットな地形である。ベンヤミンたち一行は、前日に下見に「草原」まで来ている。そして、ベンヤミンは疲労のため街へは戻らず(戻れず)、そこにとどまり、野に横臥して、一夜を過ごしたという。それはこのあたりであったのではないだろうか。 まっすぐの道を歩いてゆく。両側はもちろん葡萄畑。

    ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 3
  • ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 2

    出発はポルボウ駅ベンヤミン・ルートのいちばんの難関は、山歩きではなく鉄道よ、とツーリストインフォメーションのおばさんは冗談めかして話していた。 ポルボウから国境を越えてフランスへ入り、バニュルス=シュル=メールまで、まずは鉄道で移動しなければならない。列車の乗り継ぎがよくないらしい。時刻表を確認し、0853ポルボウ発の列車に乗りなさいと言われた。これを逃すと、つぎは3時間後になる。 ポルボウ駅の切符売場の窓口のおじさんは親切だった。乗るべき列車の時刻を記した紙切れを見せると、プラットフォーム1だよと教えてくれた。切符の値段は、2.15ユーロ。ただし、フランス側の国境駅セルベールまでの一駅分だけ。その先の分はセルベールで買うようにとのことだった。 駅のすぐ脇に古い教会が建っていた。街のどこにいても、この教会の鐘の音が聞こえる。 鉄道でバニュルス=シュル=メールまで間もなくバルセロナから来たセ

    ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 2
  • ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 1

    ヴァルター・ベンヤミンがフランスからスペインへ非合法的に国境を越えたという話は、いろんなに出てくる。ピレネー山脈を越えるその道とは、どんなところなのだろうか。実際にじぶんの足で歩いてみることにした。 ベンヤミン・ルートと、その概要そのルートには現在はっきりと通有される名前は与えられていないようだ。そこで稿では便宜上「ベンヤミン・ルート」とよぶことにしよう。そのルートが具体的にどこをどのように走っているのか。調べはじめてみたものの、最初はほとんど情報がみつからなかった。 しかし事前に調べていくうちに、じょじょにルートの概要がわかってきた。 フランスの海辺の街バニュルス=シュル=メールを出発し、丘を越えて尾根に取りつき、そのあとは尾根上を避けて一段低いところを、右手に険しい谷を望みながら尾根を詰めてゆく。そしてスペインとの国境のピレネーの稜線上に達する。そこは、海に近い自動車道からはだいぶ

    ピレネーを越えて──ベンヤミン・ルートを歩く 1
  • http://openblog.meblog.biz/article/23839100.html

  • 2014年ノーベル生理学・医学賞:空間を把握する脳のメカニズムを解明した3氏に

    私たちが行動しようと思ったら,自分がどこにいるかを把握している必要がある。その情報を,脳はどのように得ているのだろう? 脳活動というのはつまるところ,脳神経細胞の集団的な発火だ。その信号から「空間内での自分の位置」という情報を得るのに,脳はどんな仕組みを備えているのか。 今年のノーベル生理学・医学賞は,そうした動物の空間把握のメカニズム研究の先駆けとなった英ロンドン大学ユニバーシティーカレッジのオキーフ(John M. O’Keefe)博士と,近年,この研究を一気に発展させて注目を集めたノルウェー科学技術大学のモーザー博士夫(May-Britt Moser,Edvard I. Moser)に授与されることが決まった。 オキーフ博士は1971年,ラットが部屋の中を歩き回っているとき,「右の隅」「左寄りの中央」など,ある特定の場所に来た時に発火する細胞を,海馬の中から発見した(右図)。ラット

    2014年ノーベル生理学・医学賞:空間を把握する脳のメカニズムを解明した3氏に