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ブックマーク / president.jp (8)

  • 聞いてはいけない 残酷すぎるデータ4

    自殺率 昭和30年代は20代が高かったが、今世紀は…… いつの間にか、連載も18回目になりました。「データで社会を読み解く論稿」ということで、自由奔放に書かせていただいていますが、「たまには、読者のビジネスマンの参考になるようなネタを……」というのが編集部さんのホンネでしょう。 私はビジネスのノウハウなど微塵も知りませんが、データを効果的に表現するユニークなグラフ技法の紹介はどうかな、と考えました。現代は「エビデンス」の時代。企画立案の会議などでは、データを交えたプレゼンテーションが求められることが多いでしょう。 その時に力を発揮するのがグラフですが、このような見せ方のグラフ技法はどうか、という提案をしてみようと思います。私のエゴが入った作品ばかりで、皆さんの参考になるか分かりませんが、気軽に読んでいただければ幸いです。 まずは、自殺率のグラフです。 初っ端から物騒な話題ですが、社会病理

    聞いてはいけない 残酷すぎるデータ4
  • グレート・ギャツビー・カーブ -金持ちと貧乏は遺伝する

    「『誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ』と父は言った。『世間のすべての人が、おまえのように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと』」(スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』より) アメリカ文学の名作『グレート・ギャツビー』には、米国上流階級の若者たちの生き様が描かれている。今年1月、米・経済諮問委員会の委員長・アラン・クルーガー氏が、格差の拡大と固定化を示すグラフを公開、これを「グレート・ギャツビー・カーブ」と名づけたことが話題になった。 このグラフは、横軸に貧富格差の大きさを表すジニ係数、縦軸に親と子の所得の連動性を表す数値が取られている。右上になるほど格差が大きく、かつ、貧乏な家の子が努力で金持ちになるのが難しいという意味で、米国は先進国の中でもっとも右上。誰にも平等にチャンスがあるという“アメリカン・ドリーム”はもはや幻だ。 さて、日

    グレート・ギャツビー・カーブ -金持ちと貧乏は遺伝する
  • MBAエリートたちが死ぬほど恐れる仕事とは【2】 (3ページ目)

    どんな仕事も5割以上は人間関係 書を読むと、相手が個人であれ会社であれ、ビジネスの根底にあるのは、「他者を理解し、自分を理解してもらう」という相互理解であるということがよくわかる。しかし、たいていの場合は相手を理解する前に売ろうとし、かなり経験のある営業マンでも、自分を理解してもらうということまでは思い至らない。だからこそいつの時代においても営業という仕事の最初にして最大の壁は「断られること」なのだ。 僕はどんな仕事も5割以上が人間関係だと思っている。純粋にある業務だけを達成すればよい環境などあり得ず、社内の苦手な人間や、難しいお客様を相手にしながら状況を切り抜けていく力が要求される。そのためにお金が払われるといってもいいくらいだ。相互理解には時間がかかる。断られたからといって毎回落ち込んでいては前に進めない。優秀な営業マンは共通して「断られることがデフォルト」というマインドセットを持っ

    MBAエリートたちが死ぬほど恐れる仕事とは【2】 (3ページ目)
    ushiwatat
    ushiwatat 2013/10/05
    社内交渉・社内営業含めて。
  • なぜ掃除機で店内掃除をすると利益が上がらないか

    努力させない、仕組みを変える わずか100円でワインが飲める低価格ファミレス・サイゼリヤが絶好調だ。首都圏を中心として次々と新店を出し、いまや店舗数は800店を超えた。10年8月期の連結最終損益では74億円の黒字を達成し、8年ぶりに過去最高益を更新する見込みだという。 ファミレス業界全体が不振にあえぐなか、一人勝ちを続けているサイゼリヤ。その理由は、徹底的に「生産性の向上」を追求したコスト競争力にある。 その鍵を握っているのが、09年10月に発足した同社のエンジニアリング部だ。現社長の堀埜一成氏によって立ち上げられたこの部署は、全チェーン店舗のあらゆる業務の改善に取り組んでいる。 「チェーン店が作業改善を目指すうえで、見つめるべきはハードの仕組みなんです。ソフト(人材)の熟練を期待して、努力や根性でカバーするには限界がある。でも作業を根から見直して発想を転換できれば、50%、80%という

    なぜ掃除機で店内掃除をすると利益が上がらないか
  • 敵をつくる人、つくらない人は、どこが違うか

    とくに攻撃的な性格ではないのに、なぜかまわりから反感を買いやすい人がいます。敵をつくりやすい人は、周囲から信頼を得ていないのでしょう。たとえば部下から信頼を得ていれば、きつい言葉で叱っても相手はしっかり受け止めてくれます。しかし、近くを歩いているおじさんにいきなり同じことを指摘されたら、たとえ正論でもカチンときます。発言内容は関係ありません。敵をつくるかどうかは、信頼関係しだいです。 まわりから信頼される条件はいくつかありますが、なかでも大切なのは、相手を褒める気配りでしょう。そういうと、褒め慣れていない人は心理的な負担を感じるようです。しかし、大げさに褒める必要はありません。褒めることの質は、相手を認めてあげることです。「すごいな」と大きなアクションで驚いたりする必要はなく、相手の肩をポンと叩いて「頑張ってるね」と一言添えるだけで、信頼感が醸成されていきます。 自慢話をする人も要注意。

    敵をつくる人、つくらない人は、どこが違うか
  • 100冊の小説本は、100回の人生にも勝る:ファミリーマート社長

    学生時代の読書体験がam/pm買収を予知 2010年3月1日、わが社はエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を吸収合併しました。首都圏の約850店は今後2年以内に改装され、すべて「ファミリーマート」に変わります。コンビニ市場が飽和しつつあるなかで、8割以上の店舗が収益性の高い首都圏を中心に立地しているam/pmには、各社の注目が集まっていました。 ファミリーマート社長 上田準二 うえだ・じゅんじ●1946年、秋田県生まれ。70年、山形大学文理学部卒業、伊藤忠商事入社。同社畜産部長や関連会社プリマハム取締役などを歴任。2000年に顧問としてファミリーマートへ。02年より現職。 吸収合併までには紆余曲折がありました。直近では、2009年2月、ローソンが「買収基合意」と報じられたものの、5月になって「買収見送り」を発表しました。am/pmの案件は過去にもたびたび、わが社に持ち込まれていまし

    100冊の小説本は、100回の人生にも勝る:ファミリーマート社長
  • クソ批評家の見分け方 インパクトを出す!ための思考、行動、習慣 【第2回】:PRESIDENT Online - プレジデント

    2012年1月3日、箱根駅伝で東洋大学が大会新記録で優勝したシーンを見て「みんなで勝ち取った優勝って最高だよなぁ、俺も明日から走ろうかな」なんてのほほんと思いつつ、ツイッターの画面を開けてみると異変が起きていました。2週間程前の僕の「つぶやき」がある瞬間から一斉にリツイート(拡散)されていて、何十人もの知らないヒトの「そうだ、そうだ!」みたいな賛同コメントや「コイツ、あほじゃねぇの?」みたいな批判コメントでが殺到していたのです。しかもフォロワー数も1時間で500人ぐらい増えていて「え?何で?何か知らないうちに俺、有名人になったの?」としばらく呆然としました。 株式会社ジェイド 代表取締役 田中裕輔 たなか・ゆうすけ●2003年、一橋大学経済学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2007年、26歳で、同社史上最年少マネージャーに就任。2009年、カリフォルニア大学バークレー校経

  • 人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか -サイバーエージェント社長兼CEO 藤田晋氏

    私がインターネットサービスを主な事業とするサイバーエージェントを立ち上げたのは、1998年のことである。現在はアメーバピグを中心としたAmeba事業が好調で収益の柱に成長しており、お陰様で「2011年 働きがいのある会社」の第6位にもランクインしている(グレート プレース トゥー ワーク調べ。前年は第7位)。 しかし、サイバーエージェントの歩みは決して平坦ではなかった。00年に東証マザーズに上場した直後にネットバブルが崩壊。先行投資がかさみ04年までは赤字の連続。業績の悪化に連れて社内の人間関係も悪化し、離職率が異様に高い状態が続いた。 このままではまずい。会社を根的に変えなければ……。危機に際して私が参考にしたのは、日的経営だった。即戦力を必要とするベンチャー企業は中途採用に頼りがちだが、日の場合、優秀な人材のほとんどが新卒で就職を決めてしまう。一方で、中途の人材マーケットはそもそ

    人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか -サイバーエージェント社長兼CEO 藤田晋氏
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