メキシコ・メキシコ市のドローレス墓地で行われた、殺害された報道カメラマンの葬儀に出席した同僚たち(2015年8月3日撮影)。(c)AFP/ALFREDO ESTRELLA 【12月19日 AFP】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」は19日、世界で2016年に少なくとも57人のジャーナリストが職務遂行中に殺害されたと発表した。 うちシリアだけで19人が殺害されているという。次いで、アフガニスタンで10人、メキシコで9人、イラクで5人が殺害されている。また殺害されたジャーナリストのほぼ全員が現地の記者だという。 前年の67人からは減っているが、その理由についてRSFは「危険になりすぎた国々、特にシリア、イラク、リビア、イエメン、アフガニスタン、ブルンジなどから多くのジャーナリストが脱出したため」と説明している。またこうした紛争国から記者が撤退することで「ニュースや情報のブラック