トップ > 特集・連載 > 言わねばならないこと > 記事一覧 > 記事 【言わねばならないこと】 (54)当事者として声を 「シールズ」メンバー・牛田悦正氏 Tweet 2015年10月12日 参院で安全保障関連法案が採決された夜も、国会前の学生グループ「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)のデモで「野党がんばれ」とコールしていた。民意が法案に抵抗する議員を動かし、国会の中と外がつながっていると感じた。可決後も「選挙に行こうよ」と声を上げた。 コールは広まると世論を形成する。「言うこと聞かせる番だ、国民が」というコールが好き。みんなが主権者だと感じられるから。 政治家任せにせず、ものを言うことは責任が重い。未来を間違える可能性は常にあるし、もしかしたら安保法を認め強い国を目指す方がいいのかもしれない。 でも、一人一人が孤独に思考し、判断し、行動することが大切。責
日本と世界の重要論点2015 2015年、国内では14年末の総選挙で与党が大勝し第三次安倍内閣が発足、長期安定政権の誕生で政策課題への取り組みの進捗が注目を集める。国際的には中東で「イスラム国」が台頭、経済制裁とルーブル暴落でロシア情勢が不安定化し、国際政治は混迷が深まりそうだ。そんな状況下の2015年、重要論点ごとに、その課題と展望を探る。 バックナンバー一覧 イラクとシリアの国境地帯を制覇して「カリフ国」の樹立宣言を行い、勢力を拡大しながら政府と対峙するイスラム国。国際社会からは、得体の知れない存在と見られている。奴隷制を復活させ、残酷な刑罰を占領地域の住民に強いるなど、ニュースで報じられるその思想は過激で前近代的だ。戦闘員として現地へ渡ろうとする若者の存在が報じられてからは、遠く離れたかの国に対して、日本国内でも恐怖が募っている。いったいイスラム国とは何者で、報道されている姿は真実な
ユネスコの世界記憶遺産に中国が申請していた「南京大虐殺」が登録されたことに対し、安倍政権が“発狂”しているが、いよいよその動きが具体化してきた。 本サイトで既報のとおり、登録前から自民党の原田義昭・国際情報検討委員会委員長が「南京大虐殺や慰安婦の存在自体を、我が国はいまや否定しようとしている時にもかかわらず、(中国が)申請しようとするのは承服できない」などと発言したりと、安倍政権の根幹にある歴史修正主義が露呈していたが、さらに11日には、二階俊博・自民党総務会長が徳島県での講演でこんなことを言い出した。 「ユネスコが『(南京事件で)日本は悪い』というなら、ユネスコの資金はもう日本は協力しないと言えないとしょうがない」 何度でも繰り替えすが、南京事件は、多数の元日本兵による捕虜や民間人虐殺の証言・証拠が存在し、また日中間の公式歴史研究でも事実と認定されている。そんな歴史的事実をネグり、「虐殺
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く