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2016年1月19日のブックマーク (5件)

  • 「帝国の慰安婦」が問いかけるもの 上 - 中沢けい|論座アーカイブ

    大きな驚きだった急転直下の妥結 2015年も押し詰まった12月28日、日韓の外相会談が開かれ、従軍慰安婦問題の政府間交渉が妥結した。翌日の新聞はどこもこれを大きく報じているので、ここでは触れないが急転直下の妥結は大きな驚きをもたらした。 誰よりも驚いたのは「従軍慰安婦問題は朝日新聞が捏造したもので、それを韓国が日を貶(おとし)めるために世界に広めている」と信じてきた、いわゆるネット・スラングでネトウヨと呼ばれている人たちであろう。 岸田外務大臣の談話の中に「軍の関与を認める」という一言が入っていたのには、従軍慰安婦問題解決へ真摯な関心を寄せていた人々にも驚きを与えた。安倍政権は河野談話の見直しを唱えていた。また、韓国との賠償問題は1965年の日韓条約で解決済みの姿勢を崩そうとはしなかったので、このような急転直下の妥結があるとは想像していなかったのだ。きっと「きつねにつままれた」思いをした

    「帝国の慰安婦」が問いかけるもの 上 - 中沢けい|論座アーカイブ
  • 必見! ベルトルッチ『暗殺の森』(上) - 藤崎康|論座アーカイブ

    必見! ベルトルッチ『暗殺の森』(上) 症例としてのファシスト 藤崎康 映画評論家、文芸評論家、慶応義塾大学、学習院大学講師 ファシズムの病理 イタリアのファシズムをモチーフにした『暗殺の森』を、昨年(2015年)11月、久しぶりに東京・新宿武蔵野館のスクリーンで再見し、あらためてその強烈な魅力に酔わされた(DVDあり)。 1941年生まれのイタリアの名匠、ベルナルド・ベルトルッチ初期の傑作(1970)だが、ファシズムという病を大上段に批判するのではなく、あくまで、一人の男がファシストと化していく過程を、彼の少年期の性的トラウマとの関わりで――つまりケース・スタディ/症例分析として――炙(あぶ)り出す点に、この映画の突出したユニークさ、恐ろしさがある。 つまり、もっぱら主人公の言動をとおしてファシズムの病理に迫るところが、『暗殺の森』の恐怖と魅力の核心なのだ。 ――メインとなる舞台は、第2

    必見! ベルトルッチ『暗殺の森』(上) - 藤崎康|論座アーカイブ
  • 国谷キャスター降板で番組コントロール狙う(上) - 川本裕司|論座アーカイブ

    国谷キャスター降板で番組コントロール狙う(上) NHK上層部によるクロ現の「顔」交代に、現場からは「背景にあるのは忖度」の声 川裕司 朝日新聞記者 23年間にわたりNHKの看板報道番組「クローズアップ現代」のキャスターを務めてきた国谷裕子さん(58)が3月17日を最後に降板する。続投を強く希望した番組担当者の意向が認められず上層部が降板を決断した背景には、クロ現をコントロールしたいNHK経営層の固い意思がうかがえる。 クロ現は4月から「クローズアップ現代+」と番組名を一部変え、放送時刻も午後10時からと深くなる。 NHK関係者によると、黄木紀之編成局長がクロ現を担当する大型企画開発センターの角英夫センター長、2人のクロ現編集責任者と昨年12月20日すぎに会った際、国谷さんの3月降板を通告した。「時間帯を変え内容も一新してもらいたいので、キャスターを変えたい」という説明だった。 センター側

    国谷キャスター降板で番組コントロール狙う(上) - 川本裕司|論座アーカイブ
  • 『教団X』で話題の芥川賞作家・中村文則の安倍政権批判、改憲阻止の決意に震えた! この危機感を共有せよ! - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    『教団X』で話題の芥川賞作家・中村文則の安倍政権批判、改憲阻止の決意に震えた! この危機感を共有せよ! 昨年の安保法制の成立につづき、ついに安倍首相が憲法改正へ向けた動きを加速化しはじめた。この国は戦前のように、一度走り出したら最後、後戻りのできない道をあきらかに辿ろうとしているが、こうした禍々しい現実を冷静に評した文章がいま、静かな話題を集めている。 〈この格差や息苦しさ、ブレーキのなさの果てに何があるだろうか。僕は憲法改正と戦争と思っている〉 〈僕達は今、世界史の中で、一つの国が格差などの果てに平和の理想を着々と放棄し、いずれ有無を言わせない形で戦争に巻き込まれ暴発する過程を目の当たりにしている。政府への批判は弱いが他国との対立だけは喜々として煽る危険なメディア、格差を生む今の経済、この巨大な流れの中で、僕達は個々として来の自分を保つことができるだろうか〉 それは1月8日の朝日新聞に

    『教団X』で話題の芥川賞作家・中村文則の安倍政権批判、改憲阻止の決意に震えた! この危機感を共有せよ! - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
  • 欧州の新たな火種、EU・独に反発強めるイタリア

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    欧州の新たな火種、EU・独に反発強めるイタリア