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2016年7月14日のブックマーク (14件)

  • トルコのシリア人――シリア難民へのトルコ国籍付与に関して / SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」 | SYNODOS -シノドス-

    2016.07.12 Tue トルコのシリア人――シリア難民へのトルコ国籍付与に関して SYNODOSが選ぶ「日語で読む世界のメディア」 トルコ共和国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トルコ政府はトルコ国内のシリア難民に対してトルコ国籍を与えると発表した。 シリア難民にとって、この約束は予期せぬ衝撃であった。たしかに、トルコの庇護下で暮らす彼らの状況は不確かなものであり、日々の生活には多くの問題や障害が降りかかっている。トルコの国籍を得るということは、それらの困難からの出口を意味するのかもしれない。しかしこの知らせはまた、シリア問題の政治的解決は近く、たとえ何年かかかったとしても、自らの家に当然帰ることができるという望みが彼らのもとへ戻ってくる可能性に対して、諦めの感情を刺激してしまうとも言えるだろう。 エルドアンの発言が、トルコ政府のロシアとイスラエル双方との関係の正常化と

  • 【IS動画・日本語訳】イスラム国(IS) なぜトルコを狙うのか~世俗主義・民族主義を批判 - イスラム国(IS)・イラク・シリア・クルド情勢

    ◆イスラム政党率いるエルドアン政権も「敵」と規定するIS 6月28日に起きたトルコ・イスタンブール・アタチュルク空港襲撃は、武装組織イスラム国(IS)の関与が報じられている。ISはトルコをどう位置づけ、なぜ狙うのか。ISの宣伝映像ではトルコ出身の戦闘員が何度も登場し、世俗主義を国是としてきたトルコを批判してきた。そのひとつがこれである。 動画のロードに時間がかかる場合があります 【IS動画・日語訳】「トルコ・民族主義の火の手」(8分16秒・一部意訳) 映像では、トルコ出身の戦闘員がオスマン帝国解体以後、近代トルコ成立において国是となった世俗主義や民族主義を批判。昨年公開された映像で、この頃はまだIS支配地域への移住を積極的に呼びかけていた。トルコ人だけでなく、クルド語(クルマンジ方言)を話す戦闘員も登場する。ISはクルド人を敵視していると思いがちであるが、ISが敵視しているのはクルディス

    【IS動画・日本語訳】イスラム国(IS) なぜトルコを狙うのか~世俗主義・民族主義を批判 - イスラム国(IS)・イラク・シリア・クルド情勢
  • 中東の窓 : イラク情勢(モースル奪還作戦等)

    イラク情勢(モースル奪還作戦等) 2016年07月13日 12:27 イラクIS イラク情勢につき、断片的ですが次の通り ・イラク治安責任者(氏名は不明)は、米軍が、12日朝から、モースルの南のal qiyara地域で、IS目標に対する砲撃に参加したと語った。 米軍の砲撃は重砲によるもので、al qiyara地域の制圧、特にISの補給路の結節点の切断を狙っている由。 米軍はすでにニノワ県に展開しているが、その基地が臼砲等で攻撃されている由 (オバマは米軍はイラク及びシリアの地上戦には参加しないと繰り返しており、重砲による砲撃は、まさに公約違反かと思うが、米軍基地の防衛という説明もできるのか? もっとも最近のISの活動に鑑みれば、仮にオバマが公約違反をしても誰も文句は言わない可能性が強かろう) ・他方イラク軍の方も、国防大臣が、イラク軍第9装甲師団等が、北の方から進んできた別のイラク軍と握手

  • 日米地位協定の裁判権は他国に比べて不利なのか?/伊勢崎賢治氏に聞く - SYNODOS

    元米海兵隊員で軍属の男が、沖縄県の女性を殺害した疑いで逮捕された。事件は「公務外の行為」とされ、米国側への身柄引き渡しはなかったものの、日米両政府は日米地位協定で保護される米軍属の範囲を見直すことで同意した。 米軍や軍属による事件がある度に、日米地位協定、特に裁判権について注目が集まっている。しかし、なぜか地位協定の抜的な改定には至らない。今回は、そもそも日米地位協定は他国に比べて不利なのか、なぜ見直しの議論が進まなかったのか、をテーマに伊勢崎賢治氏にお話を伺った。(聞き手・構成/山菜々子) 地位協定とはなにか? ――地位協定とはそもそもどのようなものなのでしょうか。 地位協定を非常に簡単に言うと「異国の駐留軍に与える恩恵を規定するもの」です。 戦時中や戦後まもなくであれば、言わば無政府状態ですから、すべてが駐留軍の軍事活動の支配下にあるからしょうがない。たとえば、長い戦争だったアフガ

    日米地位協定の裁判権は他国に比べて不利なのか?/伊勢崎賢治氏に聞く - SYNODOS
  • 国際社会と日本はISにどう対応すべきか(下) - 川上泰徳|論座アーカイブ

    国際社会と日はISにどう対応すべきか(下) 「顔の見える」日の情報をアラブ・イスラム世界へ 川上泰徳 中東ジャーナリスト ISは弱体化しているのになぜテロが激化するのか――ISは「組織」ではなく「運動」。ISの真の脅威は「ジハード(聖戦)思想」の拡散だ(WEBRONZA) 銃撃して自爆、ISの新戦術「突撃攻撃」の意味――凶暴化するテロは、中東の戦争状況の悪化を反映している(WEBRONZA) 国際社会と日はISにどう対応すべきか(上)――イスラム国(IS)と「スンニ派の受難」をもたらした背景(WEBRONZA) イラクでもシリアでも、もともとアルカイダは存在しなかった。そのアルカイダが現在の「イスラム国」(IS)となって勢力を伸ばしている背景には、前稿で書いたように、イラクとシリア両国内での「スンニ派の受難」がある。さらに、中東全域に目を向ければ、イラクとシリアの両政権の背後に、シー

    国際社会と日本はISにどう対応すべきか(下) - 川上泰徳|論座アーカイブ
  • [書評]『海を渡る「慰安婦」問題』 - 野上 暁|論座アーカイブ

    歴史修正主義者たちによる恐るべき情報戦略の実態 先の参議院選挙で、改憲勢力が3分の2議席に達し、衆議院では既に3分の2を確保していることから、憲法改正問題がにわかに現実味を帯びてきた。安倍首相の憲法改正に向けての執念は、「慰安婦」問題をはじめとする、日の植民地主義や戦争責任を否定する右派の歴史修正主義と表裏をなしている。 『海を渡る「慰安婦」問題——右派の「歴史戦」を問う』(山口智美ほか 著 岩波書店) そしていまや、「慰安婦」問題は単なる歴史認識をめぐる見解の違いではなく、米中韓が連携して日を攻撃しているのだと危機感を抱く歴史修正主義者たちが、「歴史戦」と称して、アメリカをはじめ海外への情報発信を強めているというのだから、穏やかではない。 「歴史戦」は第2次安倍内閣成立以降に格化する。 そのきっかけになったのは、2010年にアメリカのニュージャージー州パリセイズパークに「慰安婦」碑

    [書評]『海を渡る「慰安婦」問題』 - 野上 暁|論座アーカイブ
  • 中東の窓 : 南スーダン情勢

    南スーダン情勢 2016年07月14日 14:46 南スーダンアメリカの外交政策 南スーダン情勢につき、断片的ながら、つぎのとおり ・米国は米国民及び大使館保護のための47名の兵士を追加派遣した(12日に到着した模様。なお、現在何名いるかは不明だが、全ての米大使館は海兵隊員が守っている)。 また、ジブチに居る米兵士のうち130名が、必要があれば、追加派遣されることとなる由 (アフリカの東端のジブチには、ソマリアの海賊対策のために各国の海空軍等が常駐していて、自衛隊もそこを基地として海上自衛隊が活動している) ・現地情勢は、大統領、副大統領による停戦命令後、2日間は停戦が守られている。 ・しかし、13日国連PKO担当官は、この手り戦が再度破られる可能性についての危惧を表明した http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2016/07/14/أوبا

  • 中東の窓 : トルコのシリア政策変更(首相の修正発言)

    トルコのシリア政策変更(首相の修正発言) 2016年07月14日 20:46 トルコシリア いや、今朝がたは、トルコが突然対シリア政策を変更すると表明した、との報道で驚かされましたが、今度はその発言の主のトルコ首相の修正発言です。 シリアとの関係改善発言から数時間もたっていないときに、BBCの番組で、首相はシリア問題の根底にはアサドの存在があり、彼が居座っている限り、何も動かないとして、トルコの政策変更の前にはアサドの退陣が必要と発言したとのことです。 ということは、彼は自らの大胆な発言を、従来のトルコの政策に沿って訂正したものですが、一応は首相ともある人が、その重要発言を、数時間で変更するような不思議な現象が起きたのか、大いに興味のあるところです。 このようなことが起きた背景の可能性はいくつかあると思いますが、例えば考えられるのは・・・ ・首相の最初の発言はトルコ政府の心だが、まだ公表

  • 米政府、南スーダンへ米兵46人を派遣 戦闘再発を受け (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

  • <南スーダン>日本人、チャーター機でナイロビへ退避 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    【松井聡、ヨハネスブルク小泉大士】国際協力機構(JICA)は13日、南スーダンの首都ジュバに足止めされていた日人らをチャーター機で隣国ケニアの首都ナイロビに退避させた。JICAによると日人47人を含む93人で、うち90人がJICA関係者だった。 南スーダン政府軍と元反政府勢力の戦闘の激化により閉鎖されていたジュバ市内の空港が12日に再開。政府は自衛隊のC130輸送機を派遣し、14日にもアフリカ東部ジブチに到着するが、JICAはこれを待たずにチャーター便を確保した。外務省は治安の悪化を受けて在留邦人に国外に退避するよう求めていたが、移動手段が確保できず出国できない状況が続いていた。南スーダンにはJICA関係者や国連職員、大使館員ら約80人の日人が滞在していた。 キール大統領と反政府勢力トップだったマシャール第1副大統領は11日に停戦で合意。国連南スーダン派遣団(UNMISS)の斉藤

  • アフリカ系トルコ人、そのルーツをさぐる / SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」 | SYNODOS -シノドス-

    2016.07.04 Mon アフリカ系トルコ人、そのルーツをさぐる SYNODOSが選ぶ「日語で読む世界のメディア」 第1世代は暮らし、第2世代は否定し、第3世代は世代を研究している……彼らは、オスマン帝国で生まれ故郷から連れてこられて奴隷にされたアフリカ人の子孫だ。彼らはついに声を上げ始めた。「オスマン帝国に奴隷制があったことが認められるべきだ」と言い、向き合うことを望んでいる。 新聞記者のアレヴ・カラカルタルさんの黒人の父方はスーダンから連れてこられた。母親は白人だ。彼は、「私たちは3世代に渡ってイスタンブルっ子です」と話し始めた。「私たちは、アフリカから連れてこられ、宮廷やその周辺で奴隷にされた家族の子孫です。」 カラカルタルさんは、オスマン時代に最も盛んに奴隷貿易が行われていたのは1700年から1800年だと説明する。「毎年何千人もの人々が奴隷市場から宮廷や裕福な家に分配されま

  • 国際社会と日本はISにどう対応すべきか(上) - 川上泰徳|論座アーカイブ

    ダッカ襲撃事件によって、シリアとイラクにまたがる地域を支配する過激派組織「イスラム国(IS)」がその支配地域から離れたバングラデシュでも影響力を持っていることが、明らかになった。 私はISがダッカ事件を直接指令した可能性は低いと考えているが、高級住宅地のレストランを襲撃して、日人やイタリア人を異教徒として殺害する異常さは、日を含めた非イスラム世界への排他性を示すISに影響されていると考える。 国際社会、そして日は、ISやISに影響されるイスラム世界の若者たちに、どのように対応すべきだろうか。 以前も書いたように、ISとの戦いは、イラクとシリアにまたがる支配地域を持つ「組織」としての側面と、ジハード(聖戦)を唱えてイスラムを実現しようとする「運動」としての側面に分けて考える必要がある。 ISは弱体化しているのになぜテロが激化するのか――ISは「組織」ではなく「運動」。ISの真の脅威は「

    国際社会と日本はISにどう対応すべきか(上) - 川上泰徳|論座アーカイブ
  • エジプトで何百人もの人が拉致・拷問に=アムネスティ - BBCニュース

    国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは13日、エジプトで当局によって連れ去られ、拷問を受けた人が過去1年に何百人にも上っているとの報告書を発表した。 アムネスティによると、14歳の年少者も含め、学生や政治活動家、抗議デモ参加者が、跡形もなく姿を消し、その多くが何カ月にもわたって拘束されたという。拘束期間中ずっと目隠しされ、手錠をかけられていた人も少なくない。

    エジプトで何百人もの人が拉致・拷問に=アムネスティ - BBCニュース
  • 「シリアと正常化図る」 トルコ首相、断交見直し表明:朝日新聞デジタル