ミャンマーでは軍隊に脅され、家業である農業もできず、移動することも許されなかったモハマド(40歳)は、2017年8月、ミャンマーでの暴力行為から避難するため、15日かけてバングラデシュまで歩いて逃れました。2歳の娘・フォーミナの目は感染症にかかり、ずっと腫れあがったままです。 ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、2017年8月以降72万人以上の人々がバングラデシュに流入し、未曽有の人道危機となったロヒンギャ難民危機。国境を越えて避難してきたロヒンギャ難民の半数以上は、子どもたちです。そんな中、2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが発生。難民キャンプの過密な環境下で生活をしているロヒンギャ難民の命を危険にさらしています。 UNHCRは「ロヒンギャ難民を決して見捨てない」という決意で、ロヒンギャ難民の命を守る最終的な責任を負う国連機関として、切迫
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