睡眠薬や抗不安薬を飲み物に混入し、意識や抵抗力を奪ったうえでの性暴力が後を絶たない。こうして使われる薬は海外では「デートレイプドラッグ」と呼ばれ、啓発が進む。だが、国内では十分に危険性が知られておらず、対応が遅れがちだ。被害者や支援者、加害者の話を3回に分けて紹介する。 透明のグラスに注がれた…
<暗いトンネルからの出口を見つけられないイタリア経済。企業の倒産は相次ぎ、わずかな求人枠に仕事を求める人が殺到する> 一向に上向かない景気と巨額の財政赤字を抱え、暗いトンネルからの出口を見つけられないイタリア経済。若年層の失業率が40%近くに達するなか、政治への不満がポピュリズム政治家への支持という形で大きなうねりとなり、経済システムの抜本的な改革は難しくなる一方だ。 フィレンツェ生まれの写真家、ミケーレ・ボルゾーニは苦悩するイタリア社会の映し鏡として、この10年ほど劇的に変化している労働環境に着目。職場や従業員をめぐるさまざまな側面をカメラに収めた。 失業者や安定した仕事を求める人々が公共セクターなどのわずかな求人枠に殺到する一方、企業の倒産は相次ぎ、不要になったオフィス機器などを売る競売が活況を呈している。南部の果樹園に押し寄せるのは、アフリカ出身の不法入国者ら。日雇い労働者として働き
シリアの首都ダマスカス郊外東グータ地区の反体制派が支配する町ハムーリアで、不発ロケット弾によって地面に開いた穴を見る子ども(2017年11月23日撮影)。(c)AFP/Abdulmonam EASSA 【11月25日 AFP】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は24日、2011年にはじまったシリア内戦の死者が34万人以上に上り、うち10万人以上が民間人だったと発表した。 シリア人権監視団がAFPに明らかにしたところによると、2011年3月、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に対する抗議行動をきっかけに始まったシリア内戦による死者は今月初めまでに34万3511人に達した。全死者のうち10万2618人が民間人で、うち子どもが約1万9000人、女性が約1万2000人となっている。 推計
国連の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に合わせてコスタリカのサンホセで行われたデモ(2017年11月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ezequiel BECERRA 【11月25日 AFP】国連(UN)の「女性に対する暴力撤廃の国際デー(International Day for the Elimination of Violence Against Women)」前日に当たる24日、イタリアの警察当局は、女性が犠牲となる殺人事件を減らすことを目指したキャンペーンを開始した。 イタリアでは近年、全体的な殺人件数は減っているものの、女性が殺害される事件の割合は依然として多い。2007年の統計では、女性が犠牲となった殺人事件は150件、昨年は149件でほとんど変わっていない。一方、殺人事件全体に対する女性が犠牲となった事件の割合は、10年前の24%から37%と増えている。 被害者が女性
エジプトのモスクでテロ、少なくとも235人死亡-武装勢力が襲撃 (1) Bloomberg 2017/11/25 (Bloomberg) -- エジプトのシナイ半島北部で24日、銃や爆弾で武装した勢力が多数の人が集まっていたモスク(イスラム教礼拝所)を襲撃し、少なくとも235人が死亡、109人が負傷した。同国で起きた事件としては近年で最悪の事態となった。 犯行声明は今のところ出ていない。襲撃があったのはシナイ半島北部のアリーシュで、当時は金曜礼拝のために多数の信者がモスクに集まっていた。このモスクにはイスラム教スーフィー派の信者が集まることが多く、同派は聖戦(ジハード)を主張する過激派組織「イスラム国」(IS)などから異端と見なされている。シナイ半島はISに忠誠を誓う国内の民兵組織と政府の闘争の主要な舞台となってきた。 同国のシシ大統領はテレビ演説で「今回の攻撃に厳しい力で対応する」と述べ
マリ北部ガオから165キロ離れたファファで、国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)のメンバーと歩くドイツ兵(2017年4月26日撮影)。(c)AFP/Souleymane AG ANARA 【11月25日 AFP】西アフリカのマリで24日、国連平和維持軍やマリ軍の兵士ら計5人が死亡、20人が負傷した。国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)が明らかにした。 MINUSMAによると同日、2か所で襲撃があった。1番目の襲撃は朝方、マリ東部メナカ(Menaka)で発生。国連平和維持軍兵士3人とマリ軍兵士1人が死亡。平和維持軍16人と民間人1人が負傷した。 2番目の襲撃はMINUSMAの車列を狙ったもので、MINUSMAによれば、中部ドゥエンツァ(Douentza)で発生。国連平和維持軍の兵士1人が死亡、3人が重傷を負った。 平和維持軍兵士の国籍は明らかにされていないが、この地域
「女性に対する暴力撤廃国際デー」のきょう、市民団体が渋谷ハチ公前でキャンドルデモを計画した。だが警察が許可しなかったため、人通りの少ない場所に移動せざるを得ない事態となった。 時の警視庁刑事部長が逮捕状を揉み消したアベ友記者のレイプ事件では、超党派の議連が発足して本格的追及を始めた。このため警察はピリピリしていたのだろうか。 田中はこれまで数えきれないほどの回数、渋谷ハチ公前のデモ集会を取材してきた。だがネットなどで告知された後になって警察が許可しなかったなどというケースは聞いたことがない。 キャンドルデモの主催者は「日本軍慰安婦問題解決・全国行動」。主催者の一人は「慰安婦」という言葉で警察が神経質になったのではないかと話す。 新たな会場は渋谷駅南口のバスターミナルをはさんで反対側の歩道上と歩道橋となった。人通りも まばらな 場末だ。 人権団体の代表は「安倍首相と関係していたら性犯罪も揉み
【11月25日 AFP】(更新)農業の盛んなモロッコで24日、国王令の下、国内全土にわたってモスクで雨乞いの祈りがささげられた。映像はサレ(Sale)のモスクや、コーラン学校の生徒ら。 海を挟んで対岸にあるスペイン、ポルトガルと同様にモロッコも夏の終わりから深刻な雨不足に悩まされている。モロッコの大学の研究によると、1960年代以降、気温は最大4度上昇しており、年間降水量は減少傾向にある。 この干ばつで今季の穀物生産は打撃を受けており、3500万人の人口を抱えるモロッコは輸入に頼らなければならなくなる恐れもある。 人口の40%が農業で生計を立て、農業部門が国内総生産(GDP)に占める割合は15%以上のモロッコでは、国中で干ばつが主要な話題となっている。(c)AFP/Hamza MEKOUAR
【11月25日 時事通信社】フランス南部や南欧諸国が歴史的な干ばつに見舞われている。水不足のため、農産物の不作や山火事など幅広い分野で被害が深刻化しているほか、河川から冷却水を調達している一部の原発の運転に支障を来す懸念も浮上。地球温暖化の影響も指摘され、短期間で抜本的な対策を講じるのは難しい。関係者は祈るような思いで冬場の降雨に望みをつなぐ。 地元メディアによると、フランスでは10月の降雨量が平均水準から7割減となり、1971年以来の低水準を記録した。仏南部から地中海に注ぐローヌ川では今秋に水流が通常の4分の1に激減。現地で水力発電を手掛ける企業の責任者は「われわれは原発への給水義務も負っている。水がなくなればどうなるのか」と表情を曇らせる。 ワイン用ブドウの収穫量は天候不順の影響で前年から約2割も減り、記録的な不作となった。南東部アルデシュでは名産の栗の収穫量が平年の半分以下に落ち込ん
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