【ヨハネスブルク小泉大士】ソマリアの首都モガディシオ中心部で14日に起きた爆弾テロについて、ソマリア政府は20日、死者数が358人になったと明らかにした。AP通信が伝えた。アブドラヒ大統領は近く、イスラム過激派アルシャバブとの「戦争状態」を正式宣言し、米軍などの支援を受けて掃討作戦の強化に乗り出す。政府軍とアルシャバブの衝突やアルシャバブのテロ攻撃が一層激化する可能性がある。 オスマン情報相によると、56人が依然として行方不明。負傷者は228人に上り、122人が国外で治療を受けている。アルシャバブによるテロでは過去最悪の被害となった。 イスラム教の金曜礼拝の日に当たる20日は、テロ現場に多数の市民が繰り出し、犠牲者に追悼の祈りをささげ、現場周辺ではアルシャバブに対し抗議の声を上げた。 これまでの調べで、当初の標的はトルコが建設した軍の訓練施設や各国大使館がある国際空港だった疑いが浮上。大量
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