ニューヨーク(CNN) 10代の女性2人がニューヨークの飲食店などで出されるすしネタのDNAを調べ、安い魚を高級魚と偽って売っている店があることを突き止めた。 ケイト・シュテックルさんとルイーザ・ストラウスさんはニューヨークの高校の卒業生。科学を専攻しているわけではなく大学にも行っていないが、シュテックルさんの父マークさんが科学者で、生物の種類を手軽に識別できる「DNAバーコーディング」という技術の推進者だったことから、大好きなすしのネタで、DNAの塩基配列を調べてみようと思い立った。 2人は約300ドルを費やして飲食店4店と食品店10店からすしネタ60品目のサンプルを収集。カナダのグエルフ大学に送ってDNAバーコーディングで魚の種類を調べてもらい、表示通りの魚かどうかをチェックした。 その結果、2人が送ったサンプルの25%が表示と違う種類の魚だったことが判明。いずれの場合も人気のないネタ