2013年04月06日 08:55 投球制限論争の根底にあるもの|野球史 Tweet 愛媛、済美高校の安楽智大投手は772球で力尽きた。2回戦で232球を投げたことがアメリカのメディアで取り上げられたのを契機として「投球制限」の論争が持ち上がっている。選抜での安楽の戦績。 2回戦の232球もさることながら、2日連続完投が響いたのではないか。3連投目の決勝戦では、大きく成績を落としている。この日の5回には6連打を含む8安打を打たれている。安楽は「力不足」と言ったが、この状況で力を発揮できる投手はまずいないだろう。 米メディアは「世界で最高の16歳投手の1人。大リーグにいけば、契約金は100万ドル単位」(ベースボールアメリカ)、「まだ体が発育中なのに、正気のさたではない球数だ。だが、日本の高校では珍しくないこと」(CBSスポーツ)と報道した。 安楽本人は「大きなお世話だ」と言った。先日は、夏は