Javaではこれまで、Time Zone Updater(tzupdater)というツールが当初はSun、のちにOracleから無償で提供されていた。このツールを使用することで、Java Runtimeにタイムゾーン変更のパッチを適用することができる。JavaのタイムゾーンAPIはオープンソースのTime Zone Databaseを使用しているが、タイムゾーンの変更頻度は意外と高く、更新が年に4~6回はリリースされている。そのため、特定のアプリケーションでは更新の適用が非常に重要なものとなる。たとえば私の会社の業務は自家用飛行機の運行に関するもので、世界各地の空港で正確なローカルタイムを表示する必要がある。 しかし、OracleはTime Zone Updaterの無償提供を打ち切り、Java SEサポート契約を結んだ顧客にのみ提供する方針に変更した(Java SE Time Zone