米Googleは6月6日(現地時間)早朝にも、Web表計算アプリケーション「Google Spreadsheets」を発表する。Google MapなどでおなじみのAjaxをベースとしたWebインタフェースを活用することで、WebアプリケーションながらMicrosoft Excel等のネイティブ・アプリケーションのような操作感を実現しているのが特徴となる。XLSやCSV形式でのデータのアップロード/書き出しに対応するほか、HTML形式での出力も可能となっている。そのほかGoogle Calendarでもみられた、複数のユーザー間でのドキュメントの共有に対応する。チャットウィンドウを介して、複数のユーザーが同時に1つのワークシートの操作を行うことも可能だ。対応WebブラウザはInternet Explorer 6以上または、Firefox 1.07以上。Firefoxを利用する場合は、
米Microsoftは11月1日(現地時間)、同社の2大ヒット製品の名前を冠したオンラインサービス「Windows Live」「Office Live」の2つを提供していく計画を発表した。新サービスは中小企業などのユーザーを対象に、業務に役立つ一連のツール群をオンライン経由で提供するもので、当初は広告をベースに無料展開を行い、その後オプションとして契約型(サブスクリプション)または利用量に応じた従量課金の2種類の有料サービスも用意する。具体的なサービス時期についての言及は行われていないが、Windows Liveはすでに一部コンポーネントのベータ版が提供開始されており、Office Liveも2006年初旬のベータテスト開始が予定されている。 今回の発表は、同日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催された報道関係者向けのカンファレンスで行われたものだ。発表会には米Microsoft
GPUがプログラマブルシェーダベースのアーキテクチャとなり、CPUに迫るプログラマビリティを備え、CPU以上の演算性能を持ってしまったことから、現在、GPUをグラフィックス処理以外の汎用目的に活用する「GPGPU:General Purpose GPU」と呼ばれるムーブメントが起こっている。 昨年2004年8月にはロサンゼルスにて、世界初のGPGPUの研究報告会「GP2」が開催されたが、このテーマが重要と認められたことから、今年のSIGGRAPH2005では、このGPGPUに特化したセッショントラックが新設されたのであった。 GPGPUは、"U"を省略してGPGP→GP2という呼称を昨年は用いていたのだが、今年からはGPGPUに一本化された イントロダクション〜GPGPU誕生の歴史的背景 まず、最初に語られたのは、GPGPUという動きが起こってきた歴史的背景についてだ。登壇したのはバージ
既に簡単なPreviewをお届けしたが、Core 2 Duo / Core 2 Extremeが7月27日に正式発表されたことだし、改めて内部アーキテクチャや性能を評価してみたいと思う。 Core 2 Extremeと4種類のCore2 Duo 7月27日に正式発表されたのは、表1に示す10製品である。デスクトップ向けはハイエンドにあたるX6800のみがCore 2 Extremeで、それ以外は全てCore 2 Duoブランド。モバイル向けは全てがCore 2 Duoとなっている。共通仕様としては EIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)搭載 EM64T(インテル 64)搭載 XDbit Option搭載 ダイサイズ 143平方mm 総トランジスタ数 2億9100万個 というあたりで、つまりメモリが2MBの製品は、単に4MBキャッシュの半分を殺
つい先日レビューしたばかりの「VAIO type U」が再び手元に届いた。スライド式キーボードをひっさげて復活したtype Uだったが、前回レビューしたtype Uは旧type Uのコンセプトをそのまま継いだ後継マシンだったと言える。 今回届いたマシンを正確に言えば、前回の新type Uとはまた異なり、type Uのコンセプトは受け継ぎつつ、新たな進化を遂げたマシンと言える。ノートPCというよりもまた別種の、家電のにおいのするマシン……。それがこの「VAIO type U ゼロスピンドルモデル」だ。 フラッシュメモリを搭載したVAIO type U ゼロスピンドルモデル(写真左)。右は通常のHDD搭載モデル。全体的にブラックになったのが分かる フラッシュメモリによるパフォーマンスアップ 今回レビューするこのtype U(区別するために以下「type Uゼロ」)の最大の特徴は、その名の
SableVMプロジェクトは4日、オープンソースのJava仮想マシンであるSableVMのバージョン1.12をリリースした。SableVMはJava仮想マシン仕様第二版をC言語で実装したバイトコード・インタプリタであり、LGPL(GNU Lesser General Public License)のもとで公開されている。SableVMの特徴は、双方向オブジェクトレイアウトやスピンロックの無い弱いロックなどといった新しい技術を導入することで、効率が良く、小型で高速なJava実行環境を実現している点にある。クラスライブラリとしてはGNU Classpathの修正版を使用している。 今回のリリースでは、SableVM SDKと呼ばれる開発キットが発表された。SableVM SDKはJavaプログラムの開発環境をセットにしたいわばJDKのSable版のようなもので、次のコンテンツから構成される(括
○FeRAM(Ferroelectric RAM) (図3)FeRAMのセル FeRAMはDRAMの延長線に存在するメモリアーキテクチャで、DRAMセルにおいて電荷を保持している誘電体キャパシタを強誘電体とすることで不揮発性を強化している。強誘電体材料としてはPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)などのペロブスカイト化合物や、SBZ(チタン酸バリウム・ストロンチウム)などの層状ペロブスカイト化合物が用いられている。 FeRAMのセルとしては現状、図3に示す3タイプのものがある。2T2C(2トランジスタ2キャパシタ)セルはすでに実用化されているもので、一方のキャパシタに例えば"1"というデータを記憶させた場合、もう一方のキャパシタには逆の"0"を記憶させ、読み出す場合にはBLと/BLの2つの電圧差をセンスアンプで判断し、例えば電圧差がプラスであれば"1"、マイナスであれば"0"といったように出力する
読み書き可能なメモリとして現状、最も標準的に利用されているのがSRAM、DRAM、フラッシュメモリである。以前掲載した「【レポート】メモリ技術解説( http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/09/05/09.html )」でも述べたように、SRAMは高集積化が困難なため大容量メモリとしては不向きであるが、その高速性を活かしてキャッシュメモリなどに用いられており、またそれとは逆にDRAMはリフレッシュ動作が必要なためアクセス速度は低速なものの、大容量という特性を活かしてパソコンのメインメモリなどに採用されている。またフラッシュメモリはハードディスクと同様に、不揮発性(電気的な記憶の保持が不要)という特性を活かし、比較的小容量のデータの保存に用いられている。 こういったメモリの棲み分けはパソコンだけが情報機器の主役の座に位置している時代であればよかったのだろうが、
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)はゲーム開発者向けカンファレンス「CESA ディベロッパーカンファレンス 2003」(CEDEC 2003)を、明治大学リバティタワーにて9月4日・5日の日程で開催した。 会場ではプログラマー、デザイナー、プロデューサーを始めとするゲーム開発に携わる人々に向けた多彩なセッションが2日間に渡って開催されているほか、CRIやクライテリオン、メトロワークスなどが開発者向けのソフトウェアやミドルウェアの展示を行っている。また、協賛セッションとしてMicrosoftの「meltdown」やNVIDIAの「開発の鉄人」なども開催されている。 ここでは、将棋や囲碁、チェスなどの思考ゲームに用いられる人工知能について述べた、公立はこだて未来大学 松原仁教授の講演「思考ゲームのプログラムで用いられている最新の人工知能技術について」をご紹介する。 ○攻略法の存
手触り感覚を重視したナチュラルなインタフェースをもつ画像管理ソフト「Picasa」が、Googleからフリーで配布されている。使ってみるとたいへんおもしろく、示唆に富んでいる。 日常的に写真を撮る時代 デジタルカメラやカメラ付き携帯電話が一般化して、日常的に写真を撮る時代がやってきた。筆者は2003年には1年間に41,482枚の写真を撮り、2004年は11月9日までに53,077枚の写真を撮っている。 平均すると、2003年は1日約110枚。2004年は約170枚というハイペースだ。1日200枚になるとイチロー並みかと思っているのだが、なかなか200枚の壁は厚い。聞くところによると一部の研究者の間では、1日100枚写真を撮るときの写真の単位が「1ミサキ」と呼ばれているそうだ。単位に名前を残すことができて感無量である。ぜひ広めて使っていただきたい。「今日すごいたくさん写真撮っちゃった〜。旅行
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