朝日新聞やCNN.co.jpによると、2008年に米軍のコンピュータネットワークが「サイバー攻撃」を受けていたことが明らかになった。 発端は中東の米軍基地にあったノートPC。このマシンに対し外国の情報機関関係者がUSBメモリ経由で不正プログラムを導入、このプログラムは検知されずに米中央軍(「中央」は地球上の位置、すなわち中東全域と中央アジアの一部を示す。参考)のネットワークに侵入し、データを何者かに転送しようとしたらしい。 この事件以外にも兵器の設計図や作戦計画などが流出する事件なども発生しており、同盟国や軍関連企業のものも含めると、流出ファイルの総数は数千に上るという。このような攻撃は攻撃者の特定が難しく報復も困難なため防御が重要だとして、サイバー司令部を新設することになったそうだ。 タレコミ子は、攻撃者を特定して報復できれば防御は手薄でもいいのか? と思ったが、皆さんどう思います?