先日UQ WiMAXが「WiMAX 2+」サービスを開始、対応無線LANルータも発売された。WiMAX 2+は理論値として上り最大110Mbps、下り最大10Mbpsという速度が特徴だが、ITmediaによる比較記事によると、無線LAN経由でWiMAX 2+を利用するかぎり、その通信速度はLTEとあまり変わらないというテスト結果が出ている模様。PC Watchのテストにおいても、USB接続では理論値に近い速度が出たようだが、無線LAN経由では速度が低下している。 これについてUQの野坂社長は、「WiMAX 2+が速いかどうかを評価するにはUSBで接続した状態で考えなければならない」などと述べており、無線LAN経由では速度が出ないことはUQ側でも認識しているようだ。とはいえ、現時点では対応端末は無線LANルーターしかなく、利用ケースとしては無線LAN経由で使うことがほとんどだろう。WiMAX