昨年だったと思うが、『きまぐれな日々』のコメント欄で消費税をめぐって議論になったことがある。私は自分のブログのコメント欄における議論には参加しないのだが、この時には自ら参加し、反対者をやり込めた。 反対者は、消費税は金持ちの方が貧乏人より多く消費するから、金持ちが多く負担する税制だ、公平ではないなどと言っていたのだ。要するに、彼(彼女かもしれないが)にとっては、人頭税こそ理想の税制というわけだ。竹中平蔵と同じである。 だから私は彼を「人頭税支持者」呼ばわりしてさんざん馬鹿にしたのだが、世の中には同様の人間が多いらしい。 また聞きだが、ある人のSNSの日記に、税金を「共産主義」と決めつけるコメントが押し寄せた例もあるらしい。 ネット検索をかけてみたら、「たばこ千円増税は共産主義者の罠」とか、「累進課税制度&福祉は社会主義の一種ですか?」などという記事が次々と出てくる。馬鹿じゃないか。共産主義