不正に入手したクレジットカード情報で、インターネットのサイトで商品を購入、だまし取ったとして、兵庫県警サイバー犯罪対策課などは15日、詐欺容疑で中国籍で京都市内に住む同志社大研究生の女(24)を同日中にも逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。 また、埼玉県春日部市の販売業、利根川隆被告(38)と、さいたま市中央区の中国人留学生、金成国被告(27)(いずれも私印偽造・同使用罪で起訴)も詐欺容疑で再逮捕する方針。県警は背後に中国人らの組織が関与しているとみて調べる。 捜査関係者によると、3人は昨年11月24日、不正に入手した他人のクレジットカード情報を使い、インターネットショッピングサイト「楽天市場」で、「ミラーレス一眼カメラ」(11万5200円)を購入。2日後に商品を研究生の女の家に宅配させ、だまし取った疑いが持たれている。 利根川、金両被告は2月、インターネットで購入し