ネット依存症患者に「絶対にやってはいけない」こと2013年09月05日16時00分 全国で約52万人もの中高生がネット依存の可能性がある、という厚労省の調査結果が出た。普段から会話もせず、親自身がスマホに夢中。最近では、家族で食卓を囲んでいても話もせず、それぞれが別のデジタルデバイスを見ている家庭も増えている。 「親が常にスマホをいじっている姿を見ていたら、子どももそうなる可能性は大です」(情報教育アドバイザーの遠藤美季さん) わが子はネット依存かもしれない――。もしそう感じたら、専門の医師やカウンセラーに相談したほうがいいという。 「絶対にやってはいけないのは、スマホやパソコンを取り上げること。依存症の患者は、依存している対象から遮断されると混乱して暴れることもありますから」(ネット依存の治療に取り組む成城墨岡クリニックの墨岡孝医師) そもそも、子どもたちをそんな危険にさらさないた