山形市は10日、市内の小学生の男児が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日以降に感染が確認された30代の男女2人の同居家族で、県内の累計感染者は89人。現在の入院者数は7人となった。 市によると、男児は7日に37度台の発熱があり、9日のPCR検査で陽性と判明。村山地方の感染症指定医療機関に入院したが、症状は軽いという。 男児は6日まで小学校に登校していたが、市は感染対策が徹底されていたため学校関係者に濃厚接触者はいないとしている。一方、親族3人が新たに濃厚接触者と判断され、10日にPCR検査を受けたという。 市によると、男児の通う小学校は9日から休校しているが、学校に「どのクラスか教えろ」「隠しているのか」といった詮索(せんさく)や中傷の電話が複数あったという。市の担当者は「関係者への差別や誹謗(ひぼう)中傷は絶対に控えてほしい」と呼びかけている。(西田理人)
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