呼吸筋を鍛える“肺トレ” このなかで、最近注目されているのが間質性肺炎という病気です。 間質性肺炎はウイルス感染などの急性の場合をのぞき、1年以上の時間をかけてゆっくりと進行していきます。 はじめは階段や坂道をのぼるときに息切れする程度ですが、病気が進行すると服を脱いだり、入浴したりといった日常動作で、痛みを伴う咳が出るようになります。 そしてそのまま放置しておくとやがて重篤化し、命を落とすケースが非常に多いです。 では、肺の機能の衰えは、あきらめるしかないのでしょうか? 答えは、否です。 肺の機能は何歳になっても高めることができます。 実際、臨床の現場では、肺の手術が決まっている患者さんに、手術の1週間前から肺の機能を鍛えるためのトレーニングをしてもらいます。 失った肺胞そのものを復活させることはできませんが、呼吸筋を鍛えることで呼吸する力を強化し、血液を取り込む酸素量を増やすことはでき
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