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ブックマーク / blog.hix05.com (2)

  • 写楽の正体:能役者斎藤十郎兵衛説 - 壺 齋 閑 話

    謎の画家東洲斎写楽の正体は北斎でも歌麿でもなかった、写楽はほかならぬ写楽自身だった、こんな説が専門家の間でほぼ確定的になった。その内幕をNHKの最新の番組が明らかにしていた。題して「浮世絵ミステリー:天才絵師の正体を追う」 写楽研究急展開のきっかけになったのは、2008年にギリシャの美術館で発見された写楽の肉筆画だった。(写真の扇絵)これを分析した研究者たちは、この肉筆画が写楽自身のもので、版画からはうかがうことのできない、写楽の創作の特徴を知ることができるという。 もっとも参考となるものは、線の引き方と筆の運び方だ。耳を五の線で書き表すなど、写楽には独特の癖があった。また線を引くときに、一気に引くのではなく、短い線を重ね合わせるようにして、長くしていくという独特の方法を取っている。 こうした写楽の癖を念頭に置きながら、北斎や歌麿をはじめ、いままでに写楽ではないかと疑われた有名画家と写楽

  • 世界の気象に異変:原因は偏西風の大蛇行 - 壺 齋 閑 話

    今夏の気象異変は日だけの現象に限らず、世界的な異変だそうだ。ロシアでは暑さを逃れようとして多くの人々が水死していること、アメリカ・カンザス州の家畜たちが熱中症で次々と死んでいること、これらは先稿で紹介したところだが、このほかヨーロッパからロシア東部、シベリア西部で猛暑が続き、中国の長江沿いでは大雨で大洪水が起きる一方、南米では記録的な寒波が起きている。まさに地球規模の気象異変といえる。 その状況を朝日新聞が分析して紹介している(上の図:7月25日朝刊)。地図で赤く表示されているところは高気圧が発達しているところ、赤く表示されているところは反対に低気圧が活発なところだ。例年に比べると高気圧の発生箇所が北極寄りに移動し、低気圧の発生箇所が赤道に近づいていることがわかる。 この原因は、偏西風の大蛇行にあると朝日新聞は推測している。上の図からわかるとおり、この夏の偏西風は北極寄りに北上し、しかも

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