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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (8)

  • Twitter 社採用面接受験記 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    1ヶ月ほどまえに、私はシリコンバレーを訪れたのだが、そのときサンフランシスコの社で Twitter の採用面接を受けてきた。結果は残念、ということだったのだが、その経緯について書いてみようと思う。 なぜ Twitter 社の面接を受けたのか。7月の終わりころ、私はシリコンバレーで働くにはどうすべきなのか、ということについて頭を悩ませていた。考えながらぼうっと Twitter のタイムラインを眺めていたのだが、Twitter が日エンジニアを求人しているという情報が飛び込んできた。おお〜、と思って軽い気持ちで職務経歴書を Twitter に送ってみたのだ。 相当数の人たちが職務経歴書を送ったはずだし、私は書類選考で落とされると高をくくっていた。ところが、数日してTwitter の人事担当者からメールがあり、電話面接をやるからいつがいいか?という。まさかの展開に私はやや慌てた。電話面接を

    Twitter 社採用面接受験記 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
  • 「子育てで残業できない女性はプロになれない」のか? - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    サイゴンで日人駐在員の方と話をする機会があった。彼は40代後半、日人なら誰でも知っている一流企業勤務の幹部社員である。海外勤務が長く英語も堪能で「社畜」と呼ぶにはあまりに紳士的ではあるのだが、次のようなことをさらっと語った。 プロの条件は、2つある。有能である(able)ことと、いつでもつかまる(available)こと。夜9時・10時でも客から掛かってきた電話には応対しなければならない。さもなければ新しい仕事を逃す。子育てのために残業が出来ないという女性は、プロになれない。 注意していないと聞き逃してしまうほど、自然な語り口であった。それは彼にとって至極当然な信念なのだろう。そして、彼が長年所属する組織の信念でもあるのだろう。 私は、多少大人気ないと思いながらも、日的な優雅さでこの話題を流さず、あえて抗議してみた。「そのように長時間労働を当然の前提にするのは当に正しいのか?もっと

    「子育てで残業できない女性はプロになれない」のか? - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    werdy
    werdy 2010/05/11
  • 「組織に酔う」日本人 - Rails で行こう!

    先日から日的組織にユニークな要素を考え続けている。いまふと思いついた。日人は「組織に酔う」のだ。「組織酔い」の中で簡単に自分自身を見失う。 ベトナムのなじみのカフェでウェートレスと視線が合うと、にっこり微笑んでくれる。しかし、この笑顔は彼女がウェートレスで私が客だからではない。私の存在に見慣れたので、仕事とは関係ない一人の人間として私に微笑みかけているのだ。その瞬間、彼女は素の人間に戻ってしまっている。 ベトナム人は決して「組織に酔わない」。組織のために自分の命を捨てたりしない。彼らが命を捨てるのは家族のためだけであり、決して他人の集合体である組織などのためではない。組織の中で、なぜ自分がそこにいるのか、常に覚めた意識を持っている。 私が日の新卒一括採用のプロセス全体に激しい違和感を感じるのは、採用側はすでに「組織に泥酔した」人々であり、学生たちに同様に組織に酔って我を忘れることを要

    「組織に酔う」日本人 - Rails で行こう!
    werdy
    werdy 2010/05/06
    司馬先生が「思想に酔う」って話をしてたのを思い出した。
  • 日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想 - Rails で行こう!

    以前書いたエントリに非常に興味深いコメントを頂いた。 「組織に酔う」日人 - Rails で行こう! 私は20年東京の中小企業に勤め、その後アメリカの中小企業に転職して今年で10年目になるプログラマですが、私の経験から言うと、家族と仕事のどちらに重点が置かれるかが、アメリカと日のサラリーマンの最大の違いだと思います。 ここアメリカでは、家族と一緒の時間を最も大切にして、会社はあくまでも収入を得る手段であり、そこで1日のうちの8時間以上を過ごすのは愚かである(自分や家族の人生を大切にしないと言う点で)と考えます。社長以下、すべての上司も同じように考えているので、滅私奉公などという発想はありえません。そういう発想の人は多かれ少なかれ家族に問題が発生し、その結果生産性が下がり、いずれレイオフされるでしょう。 仕事は家族の次に大事なものです。何といっても1日の三分の一を過ごすわけですから、その

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    werdy
    werdy 2010/05/06
  • Google を追放した中国政府の心を理解しよう - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    今日の弾さんはいいことを言っている。 404 Blog Not Found:中国のない世界 Google中国を去ったそうだ。いま google.cn にアクセスすると google.com.hk(香港)にリダイレクトされる。 中国には、何年も前から万里の長城をもじってグレート・ファイヤーウォールと呼ばれる国内のインターネット検閲システムがあった。いぜんから中国に進出する外国企業は、これに従わざるを得なかったはずだ。どうしていまになって Google が突如として反旗を翻したのか、真意のほどはわからない。 ネット検閲をやめよ、という要求を中国政府が呑めないだろうということは、最初から Google 自身にもわかっていたはずだ。Google は信条に従って、堂々と中国を退場した。それはそれでよかったのではないか。ただし、中国にはすでに baidu.cn をはじめ代替的なサービスはいくらでも

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  • 日本に「シンガポール」を作ろう - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    に道州制を導入しようという話が出て何年経過したのだろう。推進論者の大前研一氏などいまだに意気軒昂だが、近い将来に実施される見込みのない実りのない話だ。 結局のところ、この国は現状維持を望む人が多いのだ。現状維持を望んでいる人々が多数派であるなら、どうして制度をいじる必要があるだろうか。一部の若者が騒いだところで、それより数が多い中高年や老人は現状に満足しているのだから、ガラパゴスだろうが鎖国だろうが、好きにさせてあげるのが一番だ。 好きにさせてあげるのだから、こちらにも一つくらいわがままを許してくれてもいいだろう。既得権益には何一つ接触しないので、疑り深い老人たちも何もいわないだろうし。 日にシンガポールを作るのだ。 場所は、東京湾を埋め立てて作る人工島である。お台場から千葉市にかけての 15 x 15 = 225 平方キロ程度の面積があれば十分だろう。日土木技術をもってすれば朝

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  • 裸の王様、日本人 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    最近、日社会を外から見るに、格差社会だ貧者救済だとかまびすしい。国内の事情しか見ないからそういう話になる。世界的な視点で日経済の現状を見ると、要するに、労働賃金という要素価格が、世界的に均等化していくプロセスにもろに巻き込まれているだけだ。 考えてみるといい。いまあなたがやっている仕事中国人やベトナム人やインド人がやったら、いくらでやってくれるだろうか。急速に統合されている世界市場の中で、あなたが提供する財サービスは世界の人たちは、その値段で買ってくれるのだろうか。あなたの提供する財サービスより同等あるいは良質なものを、彼ら途上国の人間はひょっとして10分の1の値段で提供してくれるかもしれない。 思えば20年前、日と途上国の経済力の差は圧倒的だった。社会的インフラについても、途上国のそれは話にならないほどひどかった。良質な財サービスは日人にしか作れなかったし、途上国の10倍の値段

    裸の王様、日本人 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
  • 日本にこだわる理由 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    確かに最近、ニホン、ニホンと何かにとりつかれたように、日関係の(ネガティブな)情報を集めているのは認める。ときどき、ネットで、「日に何でそんなにこだわる必要があるの?」と言われるが、そういう人はおそらく日の外に住んだことがない。日人ばかりの日を一歩外に出れば、そこは、異質な人たちの群れの中で、あなたが日人の代表として取り扱われる世界だ。顔立ちも、立ち振る舞いも、パスポートにも、すべて日人の刻印が押されている。 「いまはフラットした社会でありまして、もう国境など意味を持たず・・・」とか理屈で講釈を垂れているインテリがいるが、まだまだ世界は強い民族意識のなかで動いている。むしろ世界が狭くなったことで、あらゆる民族が実質、肩寄せ暮らしあう「世界のバルカン半島化現象」とでも言える状態かもしれない。 私は、29歳まで日にずっと住んでいた。大学教育まで日で受けた。私は、英語圏の文化

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    werdy
    werdy 2009/12/21
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