将棋のプロの基本は順位戦にあります。 一番下のクラス(C2)で降級点(成績下位者に付くX)が3個になるとフリークラスに降級します。 但し10年以内に、 一年間(4月から翌年3月まで)に「参加棋戦数+8」勝以上、かつ勝率6割以上良いところ取りで、連続30局以上の勝率が6割5分以上(他条件割愛)を達成すれば順位戦に復帰することができます。 中尾五段は今フリークラス10年め、最後の年です。 2月28日第31期竜王戦6組ランキング戦で421手(21世紀最多)で引分指し直しで敗れた棋士です。 今年度で復帰できなければ強制引退になります。 そして今日、第44期棋王戦予選3回戦・日浦市郎八段に勝ちました。 NHK杯予選の勝敗はテレビ中継の関係上不明ですが、次期対戦が3月27日に組まれました。 つまりNHK杯は負け、17勝10敗ではないかと考えられます。 年度内に組まれたということは将棋連盟が配慮してくれ