完全復活への歩みは止めない。中日・松坂大輔投手(37)が4日、楽天戦(ナゴヤドーム)でオープン戦&本拠地初登板。2イニング2安打2失点だったが、背番号99は「久しぶりに公式戦さながらの雰囲気で投げさせてもらった」と振り返った。3万1282人の観衆が見守る中、移籍後最速の144キロを計測。次回は3~4イニングを投げる予定だ。 その名前がコールされると、球場のボルテージが一気に高まった。真っさらな本拠地初マウンド。予定していた2イニングを投げ切り、幾多の修羅場をくぐり抜けた松坂も、安堵(あんど)感を漂わせ口を開いた。