国が主導した「平成の市町村大合併」で1日、福岡県八女市と愛知県豊川市がそれぞれ周辺の町村を編入合併し、全国の町が三つ減った結果、全国の「市」と「町」の数が784と初めて並んだ。 大合併は1999年4月にスタート。開始直前には、「町」が1994あり、670あった「市」の3倍近く存在した。 1日に行われた合併により、八女市は黒木町、立花町、矢部村、星野村を、豊川市は小坂井町をそれぞれ編入し、3町2村がなくなった。3月8日には、山梨県の鰍沢町と増穂町が新設合併して富士川町となるため、「市」の数が「町」を逆転する予定だ。 村は99年3月末に568あったが、1日に187と3分の1となった。