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ブックマーク / business.nikkei.com (4)

  • ゲルマラジオ自作を義務教育化すべき理由を述べます

    統合失調症という精神疾患の症状の一つに「誰かが自分の頭に直接語りかけてくる」というのがある。 この病気は文字通り自分という人格の統合ができなくなる。このため脳内で生起する自分の思考が、「他人の声」として認識されてしまう。ちょっと目には不気味にも思えるが、健常な人でも極度に疲れた時に幻聴が聞こえたりする。同じ脳の同じ機序によるものだ。 この状態を人によっては「誰かが自分の脳に電波を送ってくる」と形容したりする。かつて「電波」が狂気の象徴であったのは、このように形容する統合失調症患者がそれなりに多かったということだろう。 ところで、この「誰かが電波を送ってくる」という妄想は、ラジオの発明以前は存在しなかったそうだ。考えてみれば当たり前の話で、「電波で声を送ってくる機械」の発明がなければ、「脳に電波を送信して直接声を送り込む」という類推が出てくるはずもない。ではそれ以前はというと「天使の声」と言

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    xiangze
    xiangze 2024/01/07
  • 母に認知症新薬の臨床試験の誘い、そして幻覚

    この連載「介護生活敗戦記」が『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』として単行になりました。 老いていく親を気遣いつつ、日々の生活に取り紛れてしまい、それでもどこかで心配している方は、いわゆる介護のハウツーを読む気にはなりにくいし、読んでもどこかリアリティがなくて、なかなか頭に入らないと思います。 ノンフィクションの手法でペーソスを交えて書かれたこのは、ビジネスパーソンが「いざ介護」となったときにどう体制を構築するかを学ぶための、読みやすさと実用性を併せ持っています。 そして、まとめて最後まで読むと、このが連載から大きく改題された理由もお分かりいただけるのではないでしょうか。単なる介護のハウツーを語ったではない、という実感があったからこそ、ややセンチな題となりました。 どうぞお手にとって改めてご覧下さい。夕暮れの鉄橋を渡る電車が目印です。よろしくお願い申し上げます。(担当編

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    xiangze
    xiangze 2017/04/06
  • 西海岸でブレイク!「植物肉」ハンバーガーの味

    米国の高級スーパー、ホールフーズ・マーケットの精肉売り場で、人気を集めている商品がある。鶏肉でも豚肉でも、牛肉でもない、「植物肉」とでも表現できそうな、植物性タンパク質で作られたハンバーガー用の“パティ”だ。 この「ザ・ビヨンド・バーガー(THE BEYOND BURGER)」という商品を開発・製造しているのは、米ロサンゼルスに社を置くサべージ・リバーというベンチャー企業。2011年に創業し、「ビヨンド・ミート(BEYOND MEAT)」というブランドで、植物性タンパク質で作った「肉」の代替商品を展開している。 これまでも大豆やエンドウ豆などを原料に、鶏肉や牛肉を代替する材を作り、それを使った冷凍品を販売してきた。これらの商品は主に、健康志向や環境意識の高い顧客などを相手にした「Alternative Protein(代替タンパク質)」というカテゴリーの売り場で販売されてきた。 一方

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    xiangze
    xiangze 2016/12/07
  • なぜ霊長類はまた3色型色覚を獲得したのか

    わたしたちの視覚には「色」がある。だから、色があるのは当たり前と思うかもしれないけれど、色覚を持たない動物も多い。なぜわたしたちには色覚があり、どのように進化してきたのか。魚類から霊長類まで、広く深く色覚を追究している河村正二先生の研究室に行ってみた! (文=川端裕人、写真=内海裕之) 眼球が正面を向いていて立体視ができるとか、視細胞の密度が高くて、空間解像度が高い(デジカメでいうと、画素が多い)とか、さらには3色型色覚。 前回は、魚類の色覚の話で、ゼブラフィッシュは4色型色覚を持つのみならず、水面方向と正面や水底方向で、網膜上に違うセンサーのセットを持っていることを知った。 森の中の有利性 しかし、哺乳類は、魚類のみならず、両生類、爬虫類、鳥類とは違って、いったん2色型色覚になっており、霊長類で3色型になったという経緯を持っている。 「中生代の恐竜の時代、おそらくわれわれの祖先は、夜行性

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    xiangze
    xiangze 2016/03/12
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