(CNN) 米宇宙ベンチャー、スペースXが開発している再利用型ロケット「F9R」が22日、米テキサス州での飛行実験の打ち上げ直後に爆発した。 ロケットの破片は同州マクレガー郊外の平原に落下したが、負傷者はいなかった。同社によると、打ち上げ中に問題が発生し、飛行停止システムが自動的に作動したとみられる。今後、飛行記録装置のデータを詳しく分析するという。 F9Rはエンジン3基を搭載。同社が試作したロケット「グラスホッパー」と同様、4本の脚で垂直に着陸することが可能。使い捨てを前提とした従来のロケットと違って再利用できるため、コストが大幅に節約できる。火星への有人飛行計画で、いったん火星に降り立った搭乗者が帰還する際にも必要とされる技術だ。 スペースXはボーイング、シエラネバダ、ブルー・オリジンの米3社とともに、米航空宇宙局(NASA)が国際宇宙ステーション(ISS)へ宇宙飛行士を運ぶ事業の委託
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