要点 世界最高のリチウムイオン伝導率を示す超イオン伝導体を発見 超イオン伝導体を利用した全固体セラミックス電池が最高の出力特性を達成 高エネルギーと高出力で、次世代蓄電デバイスの最有力候補に。 概要 東京工業大学大学院総合理工学研究科の菅野了次教授、トヨタ自動車の加藤祐樹博士、高エネルギー加速器研究機構の米村雅雄特別准教授らの研究グループは、リチウムイオン二次電池の3倍以上の出力特性をもつ全固体型セラミックス電池[用語1]の開発に成功した。従来のリチウムイオン伝導体の2倍という過去最高のリチウムイオン伝導率をもつ超イオン伝導体[用語2]を発見し、蓄電池の電解質に応用して実現した。 開発した全固体電池は数分でフル充電できるなど高い入出力電流を達成し、蓄電池(大容量に特徴)とキャパシター(高出力に特徴)の利点を併せ持つ優れた蓄電デバイスであることを確認した。次世代自動車やスマートグリッドの成否
シリコーンのデスクトップ3Dプリンター開始 半導体から医療用、さまざまなプロダクトに使用されているシリコーン。近年では、産業用以外にも、その柔らかい独特の質感や、優しい見た目が人気で、コンシューマ用のプロダクトでも使用が目立つ素材だ。更には、いろいろな加工方法に対応しており、形状も硬さも柔らかいものから、硬いもの、発泡成形まで、自由に表現することができるのが魅力。 機能性にも優れており、耐熱性や耐衝撃性など耐久性が高いのも多用される理由でもある。こうしたことから近年ますます需要と消費が拡大する傾向にあるシリコーンだが、3Dプリントにも対応が開始されてきているようだ。前回、シリコーンと3Dプリントに関しては、シリコーンメーカーであるワッカーケミー社の取り組みをご紹介したが、今回はより、手軽に利用できるデスクトップタイプの展開である。 本日は、画期的なシリコーンの3Dプリンターを開発したイギリ
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