12月から社員50人以上の企業に、年に1度の従業員のストレスチェックが義務づけられました。ニュースでは企業の人事担当者が、「ストレスがある」と診断された場合仕事量を減らすなどの対策も考えなければならないと、困ったような表情で語っていたのが印象でした。 もちろん、ブラック企業のように法律で定められた以上の時間外労働を強制したり、とうてい達成不可能なノルマを課すなど、常識を逸脱する勤務や成果を従業員に求めている場合は別ですが、最近の会社員のうつ病多発には仕事からくるストレス以外の要因も大きく働いているのではないかと感じています。 ■睡眠時間が5時間を切る日が続くとチューハイを数杯飲んだときの脳と同じ状態に 12月18日付の日経ビジネスオンラインに伊藤和弘さんによる「睡眠時間6時間以下の人は死亡率が2.4倍に」という記事が掲載され多くのアクセスを集めていました。この記事によると、日本人はOECD