Research indicates that carbon dioxide removal plans will not be enough to meet Paris treaty goals
5月24日、3月28日にトラブルを起こして機能を停止し、4月28日に復旧を断念したX線天文衛星「ひとみ」の「異常事象調査報告書」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から文部科学省・宇宙開発利用部会・X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会に提出された。 一言で言って、日本では珍しい、かなり“攻めた”内容の中間報告である。 事故が起きた原因は、今回の中間報告でほぼ判明した。そして、報告書からは、宇宙科学研究所(ISAS、以下宇宙研)という組織にかなり大きな問題があったらしいことが読み取れる。 この報告書は、組織文化の問題まで遡って原因を究明しようとする姿勢を見せている。よくここまで関係者がきちんと証言するだけの、話しやすい環境を作ったと思う。 前回、この連載で「JAXAから独立した強い権限を持つ事故調査委員会を立ち上げ、調査対象となる関係者に免責特権を与えて、すべての情報を引き出すこ
国際宇宙ステーションに物資を届けようと、アメリカのベンチャー企業、スペースX社が打ち上げた無人のロケットが飛行中に爆発し、去年10月以降、3機の異なるロケットの打ち上げが失敗していることから、宇宙ステーションの今後の運用に影響が出るのではないかと懸念されています。 NASA=アメリカ航空宇宙局などによりますと、「ファルコン9」は日本時間の28日午後11時半前、フロリダ州の空軍基地から打ち上げられましたが、およそ2分後に爆発し、空中分解しました。 このロケットには無人の宇宙輸送船「ドラゴン」が搭載されていて、国際宇宙ステーションに食料や実験装置などおよそ1.8トンの物資を送り届ける予定だったということです。 アメリカでは去年10月にも別の民間企業のロケットが打ち上げの直後に爆発していて、千葉工業大学が開発し、このロケットに載せていた流れ星の観測カメラも失われました。千葉工業大学は今回のロケッ
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)との契約で打ち上げられた無人ロケット「アンタレス」が爆発した事故で、同ロケットを運航する米民間企業オービタル・サイエンシズ社は30日、打ち上げ時に問題が生じたために同機を自爆させていたことを明らかにした。 オービタル広報幹部のバーロン・ベネスキ氏は電子メールで、アンタレスのフライト終了システムを作動させていたことを確認した。 これについてNASAの元宇宙飛行士でスペースX社顧問のマーク・ケリー氏は、オービタル社の判断は正しかったと述べ、「軌道に到達できないと分かった時点で、人が住む地域への墜落を防ぐため破壊システムを作動させた」と解説している。 アンタレスは28日夜、バージニア州から打ち上げられた直後に爆発した。同機は国際宇宙ステーション(ISS)に届けるはずだった2トンあまりの物資や実験機材を積んでいた。
(CNN) 米宇宙ベンチャー、スペースXが開発している再利用型ロケット「F9R」が22日、米テキサス州での飛行実験の打ち上げ直後に爆発した。 ロケットの破片は同州マクレガー郊外の平原に落下したが、負傷者はいなかった。同社によると、打ち上げ中に問題が発生し、飛行停止システムが自動的に作動したとみられる。今後、飛行記録装置のデータを詳しく分析するという。 F9Rはエンジン3基を搭載。同社が試作したロケット「グラスホッパー」と同様、4本の脚で垂直に着陸することが可能。使い捨てを前提とした従来のロケットと違って再利用できるため、コストが大幅に節約できる。火星への有人飛行計画で、いったん火星に降り立った搭乗者が帰還する際にも必要とされる技術だ。 スペースXはボーイング、シエラネバダ、ブルー・オリジンの米3社とともに、米航空宇宙局(NASA)が国際宇宙ステーション(ISS)へ宇宙飛行士を運ぶ事業の委託
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