ロボット技術を導入し、高速・高精度な6軸3Dプリントを実現 3Dプリンターの特許切れは、単なる廉価版3Dプリンターを世に送り出すといった普及促進だけではなく、新たな3Dプリンターの開発を生み出す土壌を形成した。とりわけ開発が盛んなのが熱可塑性樹脂を積層して造形するFDM 3Dプリンターの分野で、さまざまなタイプのFDM 3Dプリンターが登場している。 中でもFDM 3Dプリンターの開発で注目すべき点はフィラメント材料と一体となった3Dプリンターの開発である。というのも現在の廉価版のFDM 3Dプリンターで使用できる材料と精度はあくまでもプロトタイプを作れるというレベルに過ぎず、使用できるフィラメント材料も限られているのが現状だからである。 FDMテクノロジーを開発したストラタシスの高性能プリンターであれば、最終品の製造にも使用することができるクオリティを持ち、使用できる材料もULTEMやポ
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