米海軍が将来の戦闘攻撃機として導入を予定していた無人機X-47Bの開発が中止された。レーダーに映らないステルス性を備え、かつ遠隔操縦の必要なく、全自動で多くの作戦行動を行えると期待された新鋭の無人機だったが、今年3月に計画中止が発表された。専門家が「将来、有人戦闘機はなくなる」と指摘するなか、最新技術をつぎ込んで誕生した有望なルーキーがなぜ落第したのか。(岡田敏彦) 人の操縦なしに自動着艦 X-47Bは2003年に開発が始まったX-47Aの発展型。米航空機大手ノースロップ・グラマン社が主導し研究開発してきた。その特徴は、操縦士の操作なしで空母に発着艦し目的地への飛行や帰投も可能で、こうした自動飛行ができる無人機(UAV)はX-47Bが史上初だとされている。 現在米軍が実用化している無人機「RQ-1プレデター」や「MQ-9リーパー」は遠隔操縦方式で、攻撃、偵察ともに地上の誘導基地にいる操縦者
アメリカ製の無人戦闘機が諸外国からの熱い注目を浴びていることは皆さんもご存知でしょう。つまり、そこには巨大な輸出市場が出てくる可能性があるわけで、アメリカがこんなにおいしいチャンスを逃すわけがありません! なんと、同盟国に武装ドローンの販売許可が下りました。 過去には、アメリカ政府はイギリス政府のみに軍用ドローンの輸出をしていましたが、2月17日に発表された新しい方針については、見直し案について内部論争が続いている模様。また、ワシントンポストは、同盟国であるイタリアやトルコ、ペルシャ湾岸諸国などへ輸出されるのではないかと示唆しています。 民間からの大切な血税90億ドル(約1.1兆円)をドローンの開発につぎ込んだアメリカ空軍は、米国国防総省から、大目玉を食らったばかり。ある意味、綱渡り的な新政策ではあるものの、軍用ドローンの開発には時間とお金が大量にかかるため、それができない同盟国にアメリカ
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