「マリオウェイ」を紹介する開発者のマリオ・ビジェンティーニさん。イタリアのベルガモにある科学技術パークにて(2017年7月19日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【8月20日 AFP】車いすの若者たちのために約20年にわたって仕事をしてきたマリオ・ビジェンティーニ(Mario Vigentini)さん(45)は、使用者と立っている人が同じ目線になれる車いすを開発し、車いすの人々の生活の質を革命的に向上させたいと考えてきた。 ビジェンティーニさんは、電動立ち乗り二輪車「セグウェイ(Segway)」から着想を得て、中腰の高さで利用でき、手を使わずに操作できる車いす「マリオウェイ(MarioWay)」を開発した。座面の位置を高くしたことで、「マリオウェイ」の使用者はバーのカウンターで飲み物を頼んだり、棚の高い場所から本を取り出したりできる。 マリオウェイの開発にあたってビジェンテ
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