フランス・リール近郊ビルヌーブ・ダスクのスタッド・ピエール・モーロワで、芝を張り替える作業員ら(2016年6月23日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【6月30日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)でピッチの荒れた芝が問題となっていることを受け、2022年サッカーW杯(2022 World Cup)の開催国カタールは、同じ轍(てつ)を踏むことを避けるために、ハイテクソリューション――3Dプリンターと風洞――を活用している。 同国最大の高等教育機関、カタール大学(Qatar University)の科学者らは、2022年のW杯で使用される可能性のある8つのスタジアムのうちのいくつかの模型を3Dプリンターで製作した。 模型は実物の300分の1の大きさで、組み立てに約1か月を要した。ピッチだけでなく、デザインや空気力学、採光、カタールの砂漠気候
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