「探求心」が組織になって失われてしまう理由とは 斉藤知明氏(以下、斉藤):みなさん、はじめまして、斉藤です。よろしくお願いします。本日はお越しいただきまして、ありがとうございました。今回は、学習する組織は戦略に勝るのか、学習は戦略に勝るのかというテーマです。 ポイントとしては、前例主義の乗り越え方と個人の探究心という2つの糸口から、学習する組織への道をひもといていきます。 みなさん、どうですか。今までは戦略的にやっていたことをずっと積み重ねていけば、成長してきた。そこから変わりつつある今、どんどん変化に対応していかないといけない。外部環境もどんどん変化していく中で、昨今、学習というものや、組織として学習していく、変化していくことの必然性が間違いなく上がっているだろうと思います。 では我々は、どうやれば学習していく組織・変化していく組織になれるのか。それを今日はみなさんと読み解いていきたいと