「宅配便のお届け日時をお知らせします」といったうその内容のメールをパソコンに送りつけインターネットバンキングのパスワードを盗み出すウイルスに感染させる手口が先月から急増していて、警察やセキュリティー会社などでつくる団体では銀行口座から預金が盗み出されるおそれがあるとして注意を呼びかけています。 代表的な手口のひとつが「宅配便のお届け日時をお知らせします」といったうその内容のメールを自宅や職場のパソコンに送りつけウイルスが仕組まれた添付ファイルを開かせる方法です。ウイルスに感染したパソコンでネットバンキングを利用するとパスワードの入力を求めるうその画面が表示され入力した情報が流出してしまうということです。 ウイルスに感染させるメールはこのほか請求書や社員宛ての業務連絡を装うものなど利用者に不審に思わせないよう内容が巧妙になっていて、大手セキュリティー会社の調査では先月1か月間で7万通以上確認
