プロセスの基礎再確認シリーズもこれで3つめ。 Unixプロセスとリソースの基礎を再確認した - えいのうにっき プロセスとの情報のやりとりについて再確認した - えいのうにっき ここまで見てきた間でも、ターミナルから irb を起動したり、Ruby コードから system メソッドを呼び出したりすることで子プロセスを扱ってきた(結果的に)けれど、自らの手で意図して子プロセスを作り出す、ということはしてこなかった。 今回は、子プロセスのメリットやその作り方、扱い方を中心に再確認したもののメモ、という形になる。項目的には以下。 fork で子プロセスを作る fork が高速なワケ fork で作った子プロセスを待つ 子プロセスの面倒を見る fork で子プロセスを作る fork(2) システムコールを使うことで、実行中のプロセスから新しいプロセスを生成することができる。 生成されたプロセスは