ソフトバンクグループは2020年4月30日、2020年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。4月13日にも業績予想の下方修正を発表したばかりだった。新しい業績予想では売上高6兆1500億円、営業損益1兆3500億円の赤字は据え置いたまま、最終損益は従来より1500億円赤字額が拡大し9000億円の赤字に悪化する。 悪化の理由は、米シェアオフィス大手のウィーカンパニー(WeWork)などの投資先にかかわる営業外損失が膨らむ見通しになったためとしている。WeWorkに対するローンコミットメントおよび金融保証契約の公正価値評価から生じる損失を新たに認識する見込みとなったため、損失見込み額が増加したという。
ソフトバンクグループはことし3月期の業績見通しを下方修正し、最終赤字の額がこれまでの見通しより1500億円増え、9000億円に膨らむ見込みだと発表しました。投資先のアメリカのシェアオフィス大手、ウィーワークに関連する損失がさらに増える見通しになったためです。 去年3月期の決算では1兆4000億円余りの最終黒字を確保したソフトバンクグループは今回は一転して巨額の赤字となります。年間の決算で最終赤字となるのは15年ぶりで赤字幅は過去最大です。 一方、営業損益が1兆3500億円にのぼる巨額の赤字になる見通しに変更はないとしています。 ソフトバンクグループは、新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした市場の動揺で投資先の企業の価値が下がったことから、業績が急激に悪化しました。 これを受けて、先月、最大で4兆5000億円分の資産を向こう1年かけて売却し、負債の削減などに充てる方針を示していて、計画どお
ソフトバンクG、1兆3500億円の営業赤字に 20年3月期見通し 2020年04月13日21時02分 ソフトバンクグループは13日、2020年3月期の連結業績予想を公表し、営業損益が1兆3500億円の赤字(前期は2兆3539億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な株価下落を受け、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で約1兆8000億円の損失を計上する見込みになったため。 孫氏「15社は破産する」 10兆円ファンド出資先―ソフトバンクG 純損益は7500億円の赤字(同1兆4111億円の黒字)の見通し。営業・純損益ともに通期での赤字は05年3月期以来15年ぶりで、1981年の創業以来、最大の赤字幅となる。株高を背景にベンチャー企業などへの投資を急拡大してきたソフトバンクGの戦略は重大な岐路を迎えた。 新型コロナ経済対策・生活情報 消費税 携帯電話
ソフトバンクグループは13日、2020年3月期の連結業績予想を公表し、営業損益が1兆3500億円の赤字(前期は2兆3539億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な株価下落を受け、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で約1兆8000億円の損失を計上する見込みになったため。 純損益は7500億円の赤字(同1兆4111億円の黒字)の見通し。営業・純損益ともに通期での赤字は05年3月期以来15年ぶりで、1981年の創業以来、最大の赤字幅となる。株高を背景にベンチャー企業などへの投資を急拡大してきたソフトバンクGの戦略は重大な岐路を迎えた。
ソフトバンクグループはことし3月期の業績で、営業損益が1兆3500億円の巨額の赤字になるという見通しを発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした市場の動揺で、投資先の企業の価値が下がったためです。 それによりますと、営業損益は2兆円を超える黒字だった前の年から一転し、1兆3500億円の巨額の赤字になるとしています。 また最終的な損益も1兆4000億円余りの黒字から、一転して7500億円の赤字になるということです。年間の決算で営業赤字、最終赤字となるのは、いずれも15年ぶりです。 業績の悪化は新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした金融市場の動揺などで投資先の企業の価値が下がり、運営するファンドでおよそ1兆8000億円の損失を計上する見込みになったためです。 またアメリカのシェアオフィス大手、ウィーワークの経営悪化などを背景にした損失も影響したと説明しています。 業績が悪化する中
ソフトバンクグループ(SBG)に異変が起きている。3月に入り多額の自社株買いや資産売却を立て続けに発表。それを受けて同社の株価も乱高下している。背景にあるのは出資先の不振や、新型コロナウイルスに伴う世界的な株価下落だ。多額の借り入れと投資を続けながら、成長を遂げてきた巨大企業が、正念場を迎えている。 引き金となったのが昨年末以降の株価低迷だ。SBGは昨年11月に発表した令和元年9月中間連結決算で15年ぶりとなる営業赤字に転落。出資するシェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの株価下落によるもので、孫正義会長兼社長も投資判断の誤りを認め「大いに反省している」と述べていた。そこに新型コロナの影響が追い打ちをかけた。昨夏に6000円近くあった株価は、3月には半値以下に下がった。 そこでSBGが3月13日に行ったのが5000億円もの自社株買いだった。一般的に自社株買いをして消却す
ソフトバンクグループ(SBG)は2020年3月23日、保有資産のうち、最大4兆5000億円を売却、あるいは資金化すると発表した。最大2兆円の自社株買いのほか、負債の償還や社債の買い入れ、現預金残高に充てる。SBGの市場での低評価の改善を促すと共に、財務基盤を強化する狙いだ。 約1年をかけて、資産売却や自社株買い、負債削減などに取り組む。既にSBGは2020年3月13日に5000億円の自社株買いを発表しており、今回の分を合わせると、自社株買いの規模は最大2兆5000億円に達する。SBGは発行済み株式総数の45%を取得・消却することになる。 SBGの孫正義会長兼社長は「このプログラムは当社史上最大の自己株式取得であり、さらに過去最大の現預金などの増加につながるもので、当社の事業に対する揺るぎない自信に基づくものだ。加えて、このプログラムによって当社は、負債の削減を通じてバランスシートを強化する
ソフトバンクは2020年3月5日、5Gの商用サービス「SoftBank 5G」を3月27日に始めると発表した。既存の料金プランとは別に月1000円(税別)の「5G基本料」を追加で支払い、対応端末を用いることで5Gのサービスを利用できる。8月31日までに加入すれば5G基本料が2年間無料となる「5G無料キャンペーン」を提供するが、スタート時点でデータ通信の「使い放題」は打ち出さなかった。 5G対応スマホにはシャープ製の「AQUOS R5G」、中国ZTE製の「ZTE Axon 10 Pro 5G」、韓国LGエレクトロニクス製の「LG V60 ThinQ 5G」、中国OPPO製の「OPPO Reno3 5G」の4機種を用意した。3月27日以降、順次発売する。ソフトバンクショップ(直営店)の販売価格はAQUOS R5Gが12万9600円、ZTE Axon 10 Pro 5Gが8万9280円(どちらも
ソフトバンク、商用5Gサービスを3月27日に開始 榛葉副社長が楽天との差を強調 「当社の基地局は23万局。4000局というレベルではない」(1/2 ページ) ソフトバンクは3月5日、5G通信の商用サービス「SoftBank 5G」を27日に始めると発表した。5G対応スマートフォン4機種も同日以降に順次発売する。当初は5Gスマホに特化した料金プランは設けず、既存のプランに追加できるオプションとして「5G基本料」(月額1000円)を設定。契約したユーザーに、5G 通信によってAR/VR映像などのコンテンツ群を配信するサービス「5G LAB」などを提供する。 当面は「メリハリプラン」を5G向けに提供 料金プランを新設しない理由は、5Gサービスの開始当初は対象エリアが限られ、顧客に画一的なサービスを提供できないため。5G対応基地局の整備が完了し、日本全国に5G通信を提供できる体制が整った段階で、容
ソフトバンクは3月5日、次世代モバイルネットワークである5Gの商用サービス「SoftBank 5G」を3月27日に開始すると発表した。NTTドコモ、KDDI、楽天に先駆けて5Gのサービス詳細を披露することになる。 4Gプランに+1000円で5G対応に(2年無料) 3月27日以降、契約している対象プランに、「5G基本料」(月額使用料1000円)を加えることで、SoftBank 5Gのネットワークが利用可能。また、5G基本料が2年間無料になる「5G無料キャンペーン」を8月31日まで実施。4G料金と同じ価格で5Gが利用できるという。ソフトバンク代表取締役副社長兼COOの榛葉淳氏は、「料金プランは、全国のみなさんが享受できるべきであり、5Gは段階的にエリアが広がる。そのため、5G基本料金は2年間無料にする」と述べた。 5G基本料が適用できるのは、「基本プラン(音声)」「基本プラン(データ)」に加え
ソフトバンクは5日、次世代通信規格「5G」のサービスを27日に始めると発表した。国内の大手携帯事業者が料金やサービス開始時期の詳細を発表したのは初めて。5G対応スマートフォンの利用者は、契約済みの4Gの料金プランに「5G基本料」として月額1000円(税別)を追加で支払えば、スポーツ映像配信など高速大容量のコンテンツを楽しめる。5Gは通信の実効速度がこれまでの4Gと比べて100倍に高まるのが特徴
ソフトバンクは2月25日、携帯電話の新料金プラン「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」を3月12日から提供すると発表した。メリハリプランはヘビーユーザー向けで、通信量が少ない月は月額料金を1500円割り引く。ミニフィットプランはライトユーザー向けで、通信量に応じて3段階の料金体系を適用する。 月2GB以下に抑えた場合は1500円引き メリハリプランは、「基本プラン(音声/データ)」(月額980円、以下税別)と「データプラン メリハリ」(月額6500円)を組み合わせたもの。月間50GBまでデータ容量を使える他、一部の動画配信サービスと主要SNSの通信量をカウントしない。さらに、月々のデータ使用量が2GB以下だった場合は、月額料金を自動的に1500円減額する。ただし、割引の基準となる2GBには、動画配信サービスとSNSの通信量も含む。 各種割引を適用した場合の月額料金は、データ使用量が2GB
2019年4~12月期決算の説明をするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=東京都港区で2020年2月12日午後4時50分、佐々木順一撮影 ソフトバンクグループ(SBG)が12日発表した2019年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が129億円の赤字(前年同期は1兆8590億円の黒字)となった。投資先企業の不振が響いた。孫正義会長兼社長は決算発表会で、予定していた第2号の巨額投資ファンドの設立前に、小規模ファンドの設立を検討する方針を示した。 主力のファンド事業で、投資先のシェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーや、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの価値が下がり、多額の損失を出した。売上高は前年同期比1・1%減の7兆898億円。最終(当期)利益は69・0%減の4765億円だった。
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