Windows 7のサポートは2020年1月14日に終了する。それ以降は不具合やセキュリティー脆弱性に対応するための更新プログラム(パッチ)を提供しないのが原則だ。従来はWindows 7のボリュームライセンスを契約している大企業に限って、2023年1月まで有料で延長セキュリティーアップデート(ESU)を提供する方針だった。 同社はこの方針を転換し、ESUの提供を拡大することにした。2019年12月1日から、ボリュームライセンス契約の有無にかかわらず、Windows 7 Professional/EnterpriseのユーザーはESUを購入できるようにする。 マイクロソフトは2015年にWindows 10を発売し、Windows 7からの移行を促してきた。ただし、法人ユーザーは既存の業務アプリケーションの動作検証に手間がかかることから移行をためらうことが多い。