ソフトバンク、KDDIが相次いで、2年後に縛らないプランの発表を行った。 既存のプランよりも月額300円高いが、3年目に突入した後はいつ解約しても、契約解除料が請求されないというものだ。 この記事について この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2016年3月19日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額540円)の申し込みはこちらから。 すでに日経電子版のコラムでも書いたが、2年後に辞めるのを前提で毎月300円も高いプランを契約するユーザーがどこにいるというのか。2社が発表したプランは無意味だし、まさに肩すかしを食らった感がある。 直前に産経新聞に掲載されたKDDI・田中孝司社長のインタビューでは「自動更新を辞めるだけでは面白くない」として、記者から「利用者にとって魅力ある料金プランとの抱き合わせにする
グローバルに通用するビジネスを生み出そうとするスタートアップ企業を支援するため、KDDIが2011年から主宰するインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」。その第9期生によるプレゼンテーションイベント「DEMO DAY」が2月22日に開催され、6社が登壇してプレゼンを行った。3月22日まで第10期を募集している。 第9期のDEMO DAYでオーディエンス賞を獲得したのは、けん玉を“デジタルおもちゃ”にする「電玉(でんだま)」を開発した電玉チーム。電玉は加速度やジャイロなど、さまざまなセンサを搭載したことで対戦を可能にした次世代のけん玉。現在クラウドファンディング「Makuake」で先行販売をしており、けん玉業界からも熱い視線が送られている。 電玉はいかにして生まれたのか。開発の経緯とKDDI ∞ Laboでのエピソードを電玉のCEO・大谷宜央氏、ハードエンジニア・渡辺諒氏、CF
グローバルに通用するビジネスを生み出そうとするスタートアップ企業を支援するため、KDDIが2011年から主宰するインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」。その第9期生によるプレゼンテーションイベント「DEMO DAY」が2月22日に開催され、6社が登壇してプレゼンを行った。3月22日まで第10期を募集している。 第9期のDEMO DAYで最優秀チームに輝いたのは、世界中のイラストや写真を売買できるプラットフォームと、電子ペーパーを活用したIoT製品を組み合わせたスマートインテリア「uusia(ウーシア)」を開発したCAMELORSだ。独自性や市場性、完成度の視点で高く評価された。 uusiaのユーザーは、世界中のアーティストの作品の中から好みのものを探し、PC・スマートフォンの壁紙やポスターなどとして購入できる。購入したアート作品は、専用のIoT額縁「uusia pictur
KDDIの田中孝司社長は、2年単位の拘束契約で携帯電話料金を大幅に割り引く「2年縛り」契約を、見直す方向で検討していると明らかにした(写真)。2015年8月7日に開いた2015年度第1四半期決算会見で、記者の質問に答えた。 2年縛りの割引料金プランに対しては、監督官庁である総務省の有識者会合が「拘束のない料金プランが高すぎるため、事実上、縛り契約しか選択肢がない」「2年ごとに自動更新されるので、拘束期間を4年、6年と長期化するのに近い効果を持っている」などとして、改善を求める提言を2015年7月にまとめた。 KDDIの田中社長はこの改善要望を踏まえて、「最初の2年間の契約期間が過ぎたら、料金(の割引率)が変わる案などを検討している」とした。 つまり2年契約の自動更新がない代わりに、3年目以降の割引条件が変わるという割引プランである。既存の2年縛りをすべて検討中の割引プランに変更するのか、そ
KDDIがNTTドコモとの勝負に出た。ドコモが実質的にシェアを独占しているMVNO(仮想移動体通信事業者)市場に風穴を開けるのが狙いだ。 KDDIは昨年8月に設立した子会社KDDIバリューイネイブラーを通じ、自社の携帯電話回線auのLTE網を活用したMVNOサービス「UQモバイル」を昨年12月から開始した。月間2Gバイトまでのデータ通信を月額980円から利用できる「データ高速プラン」をはじめ、4種類の料金プランをラインナップ。自社通販サイト「UQモバイルオンラインショップ」とビックカメラ、ヤマダ電機など家電量販店の店頭で販売している。 当面は自社ブランドでサービスを展開するが、今後はパートナーを募り、他社ブランドのパートナー戦略展開を主力にする考え。3年間で100万回線の契約を目指す。また、サービス開始に合わせUQモバイル用格安スマホ2機種(京セラ製と韓国LG電子製)も発売した。 KDDI
「けんすう」こと古川健介氏の母校、早稲田大学大隈講堂前にて 「けんすうのこと知らないの?すぐに取材行った方がいいよ」 ーーある友人の起業家が私にかけてくれた言葉が今でも記憶に残っている。けんすうとはもちろん、ハウツーサイト「nanapi」の創業者であり、代表取締役の古川健介氏のことである。当時、まだ会社名がロケットスタートという名前だった頃、私はその言葉に押されて代々木にあるお世辞にもカッチョイイとは言い難いオフィスを訪ねることになった。 古川氏、いや、この記事では彼の愛称、けんすうと呼ばせてもらおう。そう、狭いアパートの一室に10人ほどだっただろうか、息づかいも聞こえてくるようなその部屋で、私はホワイトボードを前にしたけんすうから、いかにこのnanapiというメディアが生まれたのかを聞いていた。彼の話すコンテンツ・デリバリの話は今も昔も変わっていない。 <参考記事> [jp] ソーシャル
The StrictlyVC roadtrip continues! Coming off of sold-out events in London, Los Angeles, and San Francisco, we’re heading to Washington, D.C. for a cozy-vc-packed, evening at the Woolly Mammoth Theatre…
KDDIは、「Amazon Web Services」(AWS)のシステム構築や運用保守をサポートする法人向けサービス「AWS with KDDI」を開始する。 KDDIは1月20日、「Amazon Web Services」(AWS)を活用したい法人向けにシステム要件のヒアリングから設計、構築、運用保守までをワンストップで提供するサービス「AWS with KDDI」を2月28日から提供すると発表した。 AWS with KDDIは、企業内ネットワークからインターネットを経由せず専用線でAWSに接続する「AWS Direct Connect」と、KDDIのイントラネットサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」を標準機能として提供する。モバイル端末からのアクセスを含め、顧客が「既存の自社設備を運用する場合と同様にセキュアな環境を実現する」という。 また、システ
KDDIは3月4日、NFCを使った情報取得や決済サービスの拡大を目指して15社と連携することを発表した。またSK Planetとともに、日韓両国で利用できるクーポンサービスのプラットフォーム構築も進める。 →KDDI、モバイルNFCサービスの普及に本腰――15社と連携 同日に開催された記者説明会でKDDI商品統括部サービス企画本部長の小林昌宏氏は、「我々の調査ではNFCの認知率はまだまだ低く、なかなかユーザーに知っていただく機会が少ない。今回は15社のサービスと一緒に取り組みをアピールしていきたい」とNFC普及に対する意気込みを語った。 NFCには、電子マネーのICカードと同じ役割をする「カードモード」と、タグを使ってクーポンの配信や端末の設定が行える「リーダー/ライターモード」、そしてNFCスマホや周辺機器などの関連機器とデータをやりとりする「P2P(Peer to Peer)」モードと
“スマホでタッチ”で日々の生活をもっと便利に――。KDDIは、モバイルNFC(TypeA/B)を使った情報取得や決済サービスの拡大を目指して15社と連携する。 日本ではこれまで、タッチ操作による決済や情報取得についてはFeliCaが主流だったが、スマートフォンの普及に伴って市場にNFC端末が増えてきたことから、通信キャリア各社がNFCを利用したサービスへの取り組みを強化している。 KDDIは2012年1月から、NFCの商用サービスを提供しており、3月からは15社と連携することでサービスを強化する。 KDDIとともにサービス開発を手がけるのは、MasterCard Worldwide、ビザ・ワールドワイド、日本郵便、ユーシーテクノロジ、東京都建設局、サイバーエージェント、ナクシス、ブリリアントサービス、ベネフィット・ワン、ワイエスシーインターナショナル、ソニー、パナソニック、SMARTRAC
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