ネパール政府はことし4月の大地震で被害を受けた世界文化遺産に登録されているカトマンズ盆地一帯の歴史的建造物の多くで、15日から観光客の受け入れを再開しました。 また、世界文化遺産に登録されているカトマンズ盆地一帯の7か所の歴史的建造物群も被害を受け、観光客の立ち入りが制限されていましたが、ネパール政府は6か所について、15日から観光客の受け入れを再開しました。 このうち、寺院や宮殿が並ぶダルバール広場には見学ルートが作られ、外国人観光客が歩きながら写真を撮るなどしていました。 観光はネパールの主要な産業ですが、観光客の受け入れの再開を巡っては「まだ、危険な場所が残っている」として、ユネスコ=国連教育科学文化機関から懸念する声も上がっていました。