文楽協会への補助金支給をめぐり、協会に公開の場での意見交換を求めていた大阪市の橋下徹市長は24日、協会側が改めて拒否をしたことを受け「もう僕から提案しない。もう税の投入はできない」と補助金凍結の意向を示した。 大阪市は今年度本格予算で同協会への補助金を前年度比25%減の3900万円としたが、橋下市長は6月に協会から意見交換を拒否されたことで補助金の凍結を示唆。交渉が続けられてきたが、同協会は今月23日、改めて公開での意見交換には応じられない意向を市側に文書で伝えた。 市長は「補助金を使わず自由奔放にすればいい。大阪市と付き合わないなら、それはそれで歓迎すべきことだ」と突き放した。 また市長は、市立学校活性化条例の成立に伴い実施している校長公募について、説明会を大阪市内で28日、東京都内で30日に開くことを明らかにした。 ◇