こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝から健診結果の整理などして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はこちら。 2013年12月のPLOS ONE誌に掲載された、 福島以外の日本の3地域における、 小児甲状腺超音波検診の結果をまとめた論文です。 福島でかつてない規模の、 小児甲状腺超音波検診が行なわれていますが、 それと比較するべき、 被ばくの影響が考えられない地域での、 お子さんのデータを取ることが、 その主な目的です。 対象は3歳から18歳までのお子さんで、 青森で1630名、山梨で1366名、長崎で1369名が、 今回集計されています。 これだけ多くの健康なお子さんの甲状腺の検診データは、 これまでにあまり例のないものだと思います。 その結果をかいつまんでご説明します。 まずこちらをご覧下さい。 年齢で補正した甲状腺の嚢胞と結節の頻度を示したもの
![日本の3地域の小児甲状腺超音波検診結果について: 北品川藤クリニック院長のブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/02fb69644c05810d97f5e81addb7a16a264dbfb9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frokushin.c.blog.ss-blog.jp%2F_images%2Fblog%2F_fb8%2Frokushin%2FE697A5E69CAC3E59CB0E59F9FE381AEE5B08FE58590E794B2E78AB6E885BAE382A8E382B3E383BCE6A49CE8A8BAE7B590E69E9C.jpg%3Fc%3Da14)