ストレスが高いとがんを発症するリスクが高まることが、国立がん研究センターの研究で分かった。 1990年に開始されたこの研究は、約8万人を対象に行われ、最初とその5年後にストレスがどのくらいあるかアンケートを実施し、がん発症の有無との関連を調べたもの。 対象者を約18年間追跡した結果、約1万2500人ががんを発症していたが、男女ともに2回のアンケート両方で、「ストレスが高い」と答えた人は、2回とも「低い」と答えた人に比べて、がんを発症するリスクが11%高くなっていた。 ストレスとの関連は特に男性で強くみられ、臓器別では、肝がんと前立腺がんで特にリスクが高まった。 国立がん研究センターは、「がんを防ぐためにも、ストレスを解消するものを見つける必要がある」と話している。
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