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権力とbookに関するyuguiのブックマーク (3)

  • クライストの短編 - Arisanのノート

    クライストという作家の作品は、『千のプラトー』のなかで、その有名な戯曲『ペンテジレーア』が論じられているのを読んだときから、ずっと読みたいと思っていた。 敗戦から間もない時期に出版されたこの岩波文庫に収められているのは、表題作をはじめ、この作家のすべての短編小説であるという。 (以下引用文は、漢字を現在普通に使用されているものにあらためた形で引いた) そのなかでは、岡真理が『記憶/物語』のなかで論じていた『チリの大地震』が、やはり秀でた傑作だと思う。 この作品については詳しく書かないが、気がついたのは、結末で起きる教会堂での虐殺というのは、たしかに大地震の衝撃によってもたらされた群衆の内なる衝動の噴出だと読めるが、これはその「非常」のときに突然起きたものではなく、すでにその前、尼僧院の庭で密通した若い男女の処刑に熱狂する人々の様子のなかに、その根のようなものが描かれているという点である。

    クライストの短編 - Arisanのノート
    yugui
    yugui 2006/10/06
    特に後半。「聖ドミンゴ島の婚約』持てることに疑問を持たない力ある者にとっての、「奪われる」ことへの不安、憤り。
  • 公共的想像力・判断力 - heuristic ways

    先日、書店の店頭で平台に積まれているのを見かけ、そのタイトルに惹かれて手に取ってみると、「新図書隊員」とか「関東図書基地」といった見慣れぬ言葉が目に入ってきた。 関東圏の新図書隊員の練成教育を引き受ける関東図書基地は、今年三百名の新隊員を迎えた。図書館員として配属される者でも戦闘訓練は免れないので、五十名ずつ六班で編成された教育隊の全員が一律しごかれている。(p10) こういう妙な設定の話にはなぜか指が動く。なぜに図書館員が戦闘訓練? 面白そうじゃないですか。*1即購入して読み始めてみると、設定の妙も然ることながら、「月9連ドラ風」(作者「あとがき」)のキャラクターやストーリー展開もなかなかはちゃけていて、結構私好み。最近のドラマでいえば、『アテンション・プリーズ』とかそのあたり。ラブコメ+新人の成長物語といったところか。作者へのインタビューにストーリーの紹介が載っているので、以下引用。

  • 講談社がオタク雑誌を創刊予定です。 - Hagex-day.info

    ななななーんと、天下の講談社が発行している美容メイク雑誌「VoCE」(ヴォーチェ、DHCのCM(コスメランキング×位)でお馴染みのアレだ!)の記事内で、盗撮した画像を使っていたいけな腐女子のみなさんを馬鹿にしているというのだ! 問題となっている記事は、現在発売されているVoCE6月号の266ページにある「VoCE EeW(Decopon?)」という連載。女性ライター(?)がいろいろな場所に体験取材をするコンセプトのコーナーのようだ。そして、今回のこの記事では話題になっている池袋の執事カフェ「Swallowtail」に潜入レポートをしている。 これがまた酷くて「撮影禁止」の店内を隠し撮りし、誌面に掲載。しかもそのキャッチが「夢を売る場所に圧倒的な現実感」「来ている女性がとっても庶民フレーバー」とひとりで来客している気バリバリの腐女子を馬鹿にしくさっています。 また文も突っ込みどころ満載で

    講談社がオタク雑誌を創刊予定です。 - Hagex-day.info
    yugui
    yugui 2006/05/17
    これは酷い。
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