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  • 書評 ハル・クレメント著「窒素固定世界」(江頭教授): 東京工科大学 工学部 応用化学科 ブログ

    ハル・クレメント著 小隅黎訳 「窒素固定世界」 東京創元社 (1980) もとの英語のタイトルはそのものズバリ「The Nitrogen Fix(窒素固定)」です。窒素固定と言えば窒素と水素を反応させてアンモニアを製造するプロセス、つまりハーバー・ボッシュ法のことですが、このSF小説の中では別の物質を窒素と反応させる触媒(正確には酵素のようなもの)が開発されたことになっています。つまり、窒素と酸素から窒素酸化物が生成される、というのです。我々の知っている化学工学的なプロセスとは異なり、非常に進化したバイオテクノロジーによって改造された植物が空気中の酸素と窒素から硝酸イオンを製造する能力を獲得する。この技術によって窒素肥料を必要としない理想的な農業が行える、はずだったのですが...。 そこはSF小説ですから当然、大変なことになります。窒素固定植物は大繁殖し大気中の酸素がすべて窒素と結合した結

    yugui
    yugui 2023/07/03
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